第12節の注目カード(4)フランクフルト対ドルトムント
ブンデスリーガの上位争いは3位から7位までが勝ち点21で並ぶ大混戦。その中でここまで26得点と圧倒的な破壊力で3位につけるドルトムントと、16得点9失点というミニマリストで7位に食い込むアイントラハト・フランクフルトが対戦する。今季初の3連勝を狙うフランクフルトは、“デア・クラシカー”を制して勢いを取り戻したドルトムントを封じることができるか。
対戦トリビア
・ドルトムントは今季6勝をマーク。そのうちの5試合は遅くとも17分までに先制ゴールを挙げている
・フランクフルトは目下5戦負けなし。これほど長く無敗をキープするのは3年ぶり
・第11節終了時点で勝ち点21は、フランクフルトにとって23年ぶりの好成績
・フランクフルトの勝ち点21はブンデスリーガ第11節終了時点における7位チームの過去最高成績
歴史的なデータ
・フランクフルトはホームでのドルトムント戦2連勝中でその2試合は無失点。ホームでの対戦相手別通算成績でも、ドルトムントからはシャルケに次ぐ勝利数を挙げている
・一方のドルトムントも、フランクフルトから対戦相手別最多の通算41勝を挙げている
・ドルトムントは対フランクフルト戦で25試合ノーゴールに封じられており、最も得点の奪いにくい相手
・このカードは昨季、一昨季ともにホームチームに軍配が上がっている
・両者の対戦では40試合連続でゴールが生まれている
・フランクフルトのニコ・コバチ監督にとって、ドルトムントは現役時代にレーバークーゼンでブンデスリーガデビューを飾った時の対戦相手
・フランクフルトのホーム最大得点差勝利:5-2 (1972年2月19日)
・ドルトムントのアウェー最高成績:4-0(※過去2度あり、直近は1987年6月17日)
・歴代最多観客数:5万2000人(1966年5月28日)