Summary

・ブンデスリーガ第11節の大きな話題5つをおさらい

・ライプツィヒがクラブ初昇格ながら首位に浮上

・“デア・クラシカー”が開催され、ゲッツェが古巣相手にアシストをマーク

各国代表戦が終了し、ブンデスリーガも再開。今節ではライプツィヒレーバークーゼンに逆転勝利し、また香川真司が所属するドルトムントバイエルン・ミュンヘンを下したため、ついにライプツィヒが単独首位に浮上するなど、驚きの結末を迎えている。

1)ラインダービーの救世主現る

大迫勇也が所属するケルンは、敵地でメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)とのラインダービーに臨んだ。1-1で後半ロスタイムに突入し、そのまま引き分けで終わるかと思われたが、約35mのFKを直接ゴールへたたき込んだのはマーセル・リッセ。ケルンが2-1で劇的な勝利を飾り、試合後の同選手は「信じられないほど幸せな気分だ。これ以上、感情が爆発したゴールは過去にないよ」と弾けるような笑顔を見せながら語っている。

2)ゲッツェ、古巣に痛烈な恩返し

ドルトムント対バイエルンの“デア・クラシカー”でスポットライトを浴びた選手の1人がマリオ・ゲッツェであることに、異論を挟む者はいないだろう。ドルトムントからバイエルンへ、そして今夏バイエルンから再びドルトムントへ舞い戻ってきた天才プレーヤーは11分、自身と同様、ドルトムントからバイエルンへの移籍を選択したマッツ・フメルスの股間を抜くパスで、ピエールエメリック・オバメヤンの先制点をアシストした。これが決勝点となり、ドルトムントはリーグ戦での“デア・クラシカー”で2014年4月以来となる白星。夏に下した決断が間違いでなかったことを、ゲッツェは自ら証明してみせた。

3)昇格クラブ、単独首位へ

今節初日にはレーバークーゼン対ライプツィヒが開催されたが、今季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも出場している前者を相手に、クラブ史上初昇格のライプツィヒが大健闘。2度のリードを奪われながらも、追いつくしぶとさを見せたかと思えば、終了10分前には、キャプテンマークを巻くオーバンが値千金のヘディングシュートを決め、見事逆転勝利を飾った。そして翌日、バイエルンがドルトムントに負けたため、ライプツィヒは勝ち点27で単独首位に。ちなみにこの試合を終えライプツィヒは、「昇格クラブとしてはリーグ史上初の開幕11戦無敗」と、「第11節終了時で、昇格クラブの最高勝ち点」という2つの新記録を樹立している。

4)V字回復

開幕5連敗を喫し、クラブ史に残るほど最悪のスタートとなった、内田篤人のシャルケ。しかし第11節でウォルフスブルクに1-0で勝利し、直近6試合で獲得した勝ち点は14に上るなど、順位も急激に上昇している。また、同期間でシャルケ以上にポイントを稼いだのは、現在首位に立つライプツィヒのみ。マークス・ワインツィアル新監督が導入した3-5-2も試合を重ねるごとにフィットしており、彼らが上位戦線に顔を出すのは、もはや時間の問題だろう。

5)フランクフルトのリベンジ

大方の予想を覆す好成績を収めているのは、ライプツィヒだけではない。長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトもその1つだ。今節の相手は、昨シーズン最終節で苦杯をなめさせられ、フランクフルトが2部3位との入れ替え戦にまわる原因となったブレーメン戦だったが、見事2-1で試合を終え、雪辱を果たした。今季の同クラブは、とりわけ敵地で強さを見せており、アウェーでの獲得勝ち点はライプツィヒ、バイエルンに次いでリーグ3位。第11節終了時での勝ち点21も、過去23年間でベストな数字となっている。