Summary

  • オバメヤンが1試合4得点で得点ランキングのトップに並ぶ
  • バイエルンに迫るホッフェンハイムとライプツィヒ
  • ヘルタのカルーが復活のハットトリック

第10節では各地で素晴らしい試合が繰り広げられた。ドルトムントのピエールエメリック・オバメヤンがキャリア初の1試合4ゴールを決めて得点王争いが激化。ホッフェンハイムライプツィヒはそれぞれバイエルン・ミュンヘンマインツ相手に見事な結果を残し、ベルリンではサロモン・カルーが感動的な復活を遂げた。

1)チャンスあるところにオバメヤンあり

ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は敵地でのハンブルガーSV戦を前に「勝つしかない」とコメントしていたが、選手たちは完璧なパフォーマンスでその言葉に応えた。中でもオバメヤンは試合開始からわずか4分で先制点を決めると、30分も経たないうちにハットトリックを達成。後半開始直後には4点目を奪い、ほぼ単独でハンブルクを撃破した。これでカリスマ的なエースの今季の得点数は11。リーグの得点ランキングでアントニー・モデステ(ケルン)に並んだ。

2)本気のホッフェンハイム

ホッフェンハイムはタイトルの獲得に真剣だ。対戦相手のバイエルンは今節、海洋ゴミをリサイクルして作ったユニフォームを着用したが、ホッフェンハイムのユリアン・ナゲルスマン監督にそんなチャリティームードは一切なかった。試合はケレム・デミルバイの今季ベストゴール級の一発で先制。シュテフェン・ツバーのオウンゴールで追いつかれたものの、開幕から続く無敗をキープした。ナゲルスマン流の流動的な3ー5ー2システムがうまくハマっているホッフェンハイムは、クラブ初となる欧州での戦いを視野に入れている。

3)ライプツィヒも本気!

ラルフ・ラングニックはホッフェンハイムを率いていた2008年以降、ブンデスリーガでなかなか結果を残すことができなかった。だが、それから8年が経ち、58歳となった彼は400キロ離れたライプツィヒで魔法を見せている。急成長を遂げたクラブは、日曜日にマインツを3-1で破り、開幕から10戦無敗を達成。昇格クラブとしては1997/98シーズンのデュイスブルク以来の快挙で、勝ち点で首位バイエルンと並んだ。最近の好調ぶりを考えると、ライプツィヒはかなり上位を目指すだろう。

4)困難を乗り越えて再び輝いたカルー

ヘルタ・ベルリンのサロモン・カルーにとって、今季はつらいスタートだった。9月に父親と叔母が立て続けに亡くなる悲劇に見舞われ、2カ月もの間プレーから遠ざかり、今季初出場は第8節のことだった。それでも、31歳のストライカーは出場3試合目となったボルシアMG戦でハットトリックを達成して3-0の勝利に貢献。4月以来となるゴールで復活を印象づけた。

5)ウォルフスブルクがついに牙を剥く

今夏はマリオ・ゴメスやヤクブ・ブワシュチコフスキらのビッグネームが加入し、サポーターの期待は高かった。だが、第10節までに21ポイントもの勝ち点を取りこぼし、ディーター・ヘッキング監督を解任。シーズン開幕前の期待はしぼんでいた。今節対戦したフライブルクは昇格組ながら今季ホームで無傷の4連勝。それでも、恐れずに立ち向かったウォルフスブルクは、3度のブンデスリーガ優勝経験を持つゴメスが2ゴールを挙げて敵地で3-0の勝利を収めた。暫定で指揮を執っていたバレリアン・イスマエルは初勝利を飾り、翌日に指揮官への正式就任が決まった。