Summary

・今季の得点王候補をクローズアップ

・第2回はドルトムントのオバメヤン

・オバメヤンはリーグ戦100試合で58ゴールを記録している

第6節を終えてブンデスリーガの得点王争いが大混戦となっている。ランキングのトップに立つのは、ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)、ピエールエメリック・オバメヤン(ドルトムント)、チチャリート(レーバークーゼン)、アントニー・モデステ(ケルン)、ベダド・イビシェビッチ(ヘルタ・ベルリン)の5選手。彼らのストライカーとしての強みはどこにあるのか、その秘密に迫る。

第2回:ピエールエメリック・オバメヤン

第2回は確かな決定力でゴールを量産しているドルトムントのオバメヤン。以前は別のポジションでプレーしていたが、今となってはそれを想像するのは難しいほど、ストライカーとして存在感を放っている。2013年夏、ドルトムントにサイドアタッカーとして加入したはオバメヤンはすぐさまとてつもないスピードを披露。しかし、彼が「抜群の得点力」という真価を発揮したのはセンターフォワードにコンバートされてからだった。

公式戦29試合で39得点を挙げた昨季に続き、今季も公式戦7試合ですでに9得点。今後もさらに得点を重ねていきそうな気配だ。開幕直後には得点王争いのライバルであるレバンドフスキにツイッター上で宣戦布告。目下のライバルはレバンドフスキだけにとどまらないが、自信に満ち溢れた彼にとってはノープロブレムだ。

ド派手な服に金色の車、ピッチ外では奇抜な行動に走るオバメヤンも、ピッチの上ではプロフェッショナルな姿を見せている。さらに努力を重ねた結果、今季はシュート効率が格段にアップ。ここまでシュート16本で5ゴールと高い決定率を誇っている。

レバンドフスキとの争い

オバメヤンはレバンドフスキの後釜としてドルトムントに加入したが、得点ペースではすでに前任者を超えている。リーグ戦100試合出場を達成した第5節のフライブルク戦までの通算ゴール数は58。これは100試合出場時点で55ゴールだった因縁のライバルを上回る数字である。

ドルトムントで愛され、高い人気を誇るオバメヤンは、自身もスポットライトを浴びることを楽しんでいる。そして今季は何としてでも得点王のタイトルを手に入れたいと考えているようだ。昨季は31試合で25得点を挙げながらレバンドフスキの後塵を拝した。だが今季、最後に笑うのはオバメヤンのほうかもしれない。