Summary

  • 第10節終了時点で上位3チームが無敗をキープ
  • この時点で3チームが負けなしなのはブンデスリーガ史上初
  • ライプツィヒの開幕10戦無敗は昇格組によるリーグタイ記録

首位バイエルン・ミュンヘン、2位ライプツィヒ、3位ホッフェンハイムの上位3チームが開幕から無敗をキープしている。第10節終了時点で3チームが無敗を維持するのは長いブンデスリーガの歴史でも初めてのこと。無敗トリオの強さはどこにあるのか? データから探っていく。

今をときめくチーム…ライプツィヒ

新記録まであと「1」:現在5連勝中のライプツィヒ。5連勝はブンデスリーガ全体でも今季初めてで、昇格組が開幕から10試合負けなしで戦い抜いたのは1993年のデュイスブルク以来、史上2クラブ目の快挙。デュイスブルクは第11節で初黒星を喫したが、ライプツィヒは次節のレーバークーゼン戦で新記録を樹立できるか。

史上初の首位なるか:バイエルンと勝ち点24で並ぶライプツィヒ。次節はバイエルンより1日早い11月19日に試合があるため、引き分け以上でクラブ史上初の首位に踊り出ることになる。

正念場はこれから:ライプツィヒはアウェーゲームでリーグトップの勝ち点11を獲得しているが、欧州カップ戦に参戦しているチームとはまだ敵地で対戦していない。次節のレーバークーゼン戦はライプツィヒにとって最初の試金石となりそうだ。

ホッフェンハイムは今季も好発進!

昇格イヤーの再現なるか:昇格して即“ヘルプスト・マイスター”(秋の王者)に輝いた2008/09シーズンと同様、今季もミュンヘンという最大の難所を突破。勝ち点1を手にしてクラブ史上初の開幕10戦無敗を達成した。しかし、現在の勝ち点20が過去最高成績かというとそうではなく、2008/09シーズンの同時点で勝ち点22を手にしていた。

立ちはだかる「11」の壁:ブンデスリーガ参戦8年目となるホッフェンハイムが、第10節終了時点で6位以内につけるのは通算5度目、9位以内は7度目と、今季もお得意の好スタートを切っている。しかし、これまで11試合連続無敗はなく、次節はクラブの歴史を塗り替えるチャンスとなる。

攻守ともにトップクラス:今季のチーム総得点はリーグ4位の18点。さらに総シュート数でもバイエルンの182本に次ぐ157本を記録している。守る方でも、相手に許した決定機の数はわずかに6回。これはライプツィヒの3回に次いでリーグ2番目の好成績だ。

バイエルンは今季も指定席にどっかり

定位置は首位:バイエルンは開幕10戦無敗を10度達成しているが、他のクラブはボルシアMGの通算3度が精一杯。昨季よりも混戦になっているとはいえ、やはり今季も首位の座はバイエルンの指定席だ。

鉄壁の守備:今季のバイエルンの失点はわずか6。もちろんこれはブンデスリーガでナンバーワンの守備力だ。

決定力に陰り?:カルロ・アンチェロッティ新体制下のデータをペップ・グアルディオラ時代のものと比べると、唯一決定力の部分で差が出ている。グアルディオラ時代は絶好機での決定率が52%だったのに対し、今季は44%と数字が低下。これは、多くの決定機を作りながら勝ちきれなかったホッフェンハイム戦やケルン戦からも見て取れる傾向だ。フランクフルト戦では数的優位な状況にありながらドローに持ち込まれたが、これも早い段階でトドメを刺しておけなかったことに起因する。