ブンデスリーガは第10節を終え、3チームがいまだ無敗をキープしている - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
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無敗の3チームによる上位争い

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ブンデスリーガは第10節を終了し、開幕から無敗を守るバイエルン・ミュンヘン、ライプツィヒ、ホッフェンハイムの3チームが上位を占めている。バイエルンが第10節終了時点で首位に立っているのは今季で6年連続だから何の驚きもないが、シーズンの約3分の1が終了した時点で、初昇格のライプツィヒ、昨季15位のホッフェンハイムがバイエルンと上位争いをするなど誰が予想しただろうか。この3クラブがすべて無敗をキープしているのは驚異的なこと。欧州5大リーグ(ドイツ、スペイン、イングランド、イタリア、フランス)を見ても、ブンデスリーガの3チームを除くと、いまだ無敗をキープしているのはわずか2チームしかない。

バイエルン:アンチェロッティの順調な船出

カルロ・アンチェロッティ新監督は開幕から公式戦8連勝を記録する夢のようなスタートを切った。だが、9月の欧州チャンピオンズリーグ(CL)でアトレティコ・マドリードに今季初黒星を喫すると、リーグ戦でも2試合連続ドローと足踏み。それでも、第10節のホッフェンハイム戦までに再び公式戦5連勝を収める好調ぶりを見せている。

アンチェロッティにはライプツィヒのラルフ・ハッセンヒュッテル監督やホッフェンハイムのユリアン・ナゲルスマン監督より、はるかに大きなプレッシャーがかかっているだろう。それでも、スーパーカップでドルトムントを破り、ブンデスリーガでは開幕から首位をキープ。ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)とCLでベスト16進出を決めるなど、順調なシーズンを送っている。

バイエルンはインターナショナルウィーク明けに敵地でドルトムントと対決。ライバルとの差をさらに広げるのか、それともタイトル争いが激化するのか、注目の一戦だ。

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