関根、インゴルシュタットと4年契約
インゴルシュタットは8月11日、関根貴大(22)と2021年までの契約を結んだことを発表した。背番号は22に決定している。
同クラブのハラルド・ゲルトナー代表は「関根貴大を獲得でき、とてもうれしく思います。彼はサイドにおいてフレキシブルな選手です。スピードが速くてドリブルもうまく、まだ若いですが多くの経験を積んでいます。貴大がチームを強くしてくれると確信しています。彼がドイツやブンデスリーガ2部に慣れるために必要な時間を与えるつもりです」と関根の加入を歓迎した。
浦和レッズの下部組織出身の関根は2014年、19歳でトップチームに昇格。リーグ103試合に出場し、13得点をマークしている。
前日にドイツに到着し、メディカルチェックをパスした関根は「自分自身が大きく成長するために、ドイツのクラブへ移籍することがずっと目標でした。モチベーションは高いですし、できるだけ早くドイツ語を覚え、チームが成功するために全力を尽くしたいです」と抱負を語っている。
2シーズンをブンデスリーガで過ごしたインゴルシュタットだったが、昨季は17位に終わってブンデスリーガ2部に降格。同リーグはすでに開幕しているが、連敗スタートとなっている。
チームには渡辺凌磨(20)が所属しており、今季からトップチームに登録されているが、現在のところは同クラブUー23チームでレギオナルリーグ(4部)の試合に出場している。