無敗のライプツィヒ、暫定首位へ浮上
11月18日、ブンデスリーガ第18節初日が行われ、レーバークーゼンは本拠地で、今季クラブ史上初昇格のライプツィヒと対戦し、2-3で逆転負けした。
レーバークーゼン 2-3 ライプツィヒ
試合が動いたのはキックオフから1分後、左のウェンデルが縦に運び、中のジャルハノーウルに預けると、そのままダイレクトで左前方へスルーパスが出る。そこに走り込んだブラントがゴール前へセンタリングを入れ、カンプルが押し込み、レーバークーゼンが幸先良く先制点を奪った。
しかし4分、ライプツィヒが左CKを獲得し、フォースベルクがニアサイドに低い弾道のボールを送ると、こぼれ球がバウムガートリンガーの右太ももに当たってネットへ。オウンゴールにより、試合は振り出しに戻ってしまう。
さらにライプツィヒは12分、ウェアナーが左サイドを抜け出しセンタリングを試みたが、ターがスライディングでブロック。33分にもウェアナーがドリブルでターを振り切り、縦にボールを運んだ後にグラウンダーのセンタリングを送るも、パウルゼンのシュートはトプラクが防いでいる。
すると前半ロスタイムの2分、左サイドからジャルハノーウルが裏へロングボールを蹴り、ブラントが最終ラインを突破。ペナルティーエリア左から冷静にシュートを決め、レーバークーゼンが1点をリードし、前半の戦いを終えた。
【得点】
2度のビハインドを追いつき、終了10分前に値千金の決勝弾を決めたライプツィヒがこのまま3-2で勝利し、勝ち点3を獲得。今シーズン初のブンデスリーガを戦っている同クラブは、なんと開幕から11戦無敗を記録しており、暫定ながらバイエルン・ミュンヘンを上回って、ついに首位へ浮上した。
レーバークーゼン:カンプル(1分)、ブラント(45分)
ライプツィヒ:オウンゴール(4分)、フォースベルク(67分)、オーバン(81分)
【ラインナップ】
レーバークーゼン(4-4-2)
レノ;ヘンリクス、ター、トプラク、ウェンデル;カンプル、バウムガートリンガー(82分 ハベルツ)、アランギス、ブラント;ジャルハノーウル(64分 フォラント)、メーメディ(74分 チチャリート)
ライプツィヒ(4-4-2)
グラシ;イルサンカー、オーバン、コンペア(30分 シュミッツ)、ハルステンベアク;ザビッツァー、ケイタ、デメ、フォースベルク(90分 カイザー);パウルゼン(64分 ブルケ)、ウェアナー