指揮官の世代交代
内田篤人が所属するシャルケがマークス・ワインツィアルの後任として新たに招聘したドメニコ・テデスコ監督は現在31歳。来季のリーグ開幕戦を31歳と341日で迎えることになり、ブンデスリーガ史上8番目の若さで初陣を飾ることになる。
もっとも、現在のブンデスリーガにはリーグ史上最年少の28歳205日でホッフェンハイムの指揮官に就任したユリアン・ナーゲルスマン監督がいる。ブンデスリーガの長い歴史の中でも、30歳未満でチームの采配を振るったのは彼一人だ。
この2人の青年監督には共通点も多い。ともにホッフェンハイムのユースチームで指導歴があり、同時期にドイツサッカー連盟(DFB)のコーチングライセンス取得コースを受講。ちなみに、その年に最も優秀な成績を収めたのは最高評価の「1.0」を獲得したテデスコだった。まだ現役の選手としてピッチに立っていてもおかしくない年齢の2人は、これからの時代を作っていくサッカー界期待の指揮官だ。