プリシッチはこれまでのサイドだけでなく前節インゴルシュタット戦では中央のポジションにもトライ - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Lars Baron
プリシッチはこれまでのサイドだけでなく前節インゴルシュタット戦では中央のポジションにもトライ - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Lars Baron

ファンに喜びを――急成長を見せるプリシッチ

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ユルゲン・クリンスマン前監督の遺産が、異彩を放った。

3月24日に行われたロシア・ワールドカップ北中米地区予選、米国代表対ホンジュラス代表の試合は、米国が6ー0の圧勝を飾った。この試合で1ゴール3アシストの活躍を残したのは、香川真司が所属するドルトムントの弱冠18歳クリスチャン・プリシッチ。「彼のプレーは、もはや人間技ではない(※米国の地元紙)」、「クリスチャンは巨大な可能性とクレバーさを併せ持った本物のタレント(※ブルース・アリーナ、米国代表監督)」、「成長が本当に速い。突破力、技術、スピードがどんどん伸びている(※ティム・ハワード、米国代表GK)」と、当然のごとく周囲の賛辞も止まる気配がない。

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