原口フル出場のヘルタ、3位へ浮上
11月27日、ブンデスリーガ第12節最終日が行われ、原口元気が所属するヘルタ・ベルリンは本拠地で、武藤嘉紀のマインツと対戦し、2ー1で勝利した。原口は右MFでフル出場、武藤はベンチ外となっている。
ヘルタ 2ー1 マインツ
序盤はヘルタがややボールを保持するも、両チームとも決定打に欠ける展開で試合が進む。
最初のビッグチャンスは20分、ヘルタがゴール左の位置で直接FKを獲得すると、プラッテンハートが蹴ったボールから、フリーのイビシェビッチがヘディングシュート。しかし狙いすぎてしまったためか、左ポストの外側数mのところへ飛んでしまった。
さらに23分、激しいプレッシングから高い位置で奪い返すと、原口がペナルティーエリア右に進入。中へ切り返したところで、原口ではなくイビシェビッチがシュートを放ったが、これはGKレッスルが防いでいる。
後半に入り試合が動きを見せたのは62分、グバミンがペカリクへのスライディングタックルで2枚目のイエローカードを提示され退場。マインツは10人での戦いを強いられることになった。
これを機にヘルタはさらに前への圧力を増すようになり、67分にはペナルティーエリア右のダリダからシュタークへ渡ってシュート。DFのブロックに遭いボールが逆サイドに高く上がると、カルーがダイレクトで中へ折り返し、イビシェビッチが押しこんで、ついにヘルタが勝ち越しゴールを奪った。