4カ月ぶりの戦列復帰を果たしたワイグル「夢のようだった!」
昨季終盤に足首を骨折して戦列を離れていたドルトムントのユリアン・ワイグルが、9月17日に行われた第4節のケルン戦でカムバックを果たした。長く苦しいリハビリを乗り越えた22歳のドイツ代表が、復帰までの道のり、ペーター・ボス監督を迎えた新チームについて語る。
――4カ月の離脱を経て、ようやくピッチに戻ることができました。ピッチに戻った瞬間はどのような思いでしたか?
ワイグル 夢のようだったよ! あれ以上は想像できないくらいだ。僕が出るまでにチームメートが下準備(4ー0でリード)をしてくれていたしね。逆転されるような展開ではなかったから、すんなりとピッチに入ることができた。とてつもなく楽しかった。きついリハビリが報われたのだからね。
――これまでのキャリアの中で最も長く、そして最も重いケガを負ったわけですが、離脱期間をどのように過ごしていましたか?
ワイグル 僕にとっては初めての経験だったし、苦しい時期もあった。なかなか前に進めず、仲間が外で練習している間も、ひたすらトレーニングルームで過ごさなければならなかったからね。僕はポジティブ思考の人間だから、なるべくプラス面を見ようとしていたけど、誰にも会わずに家にこもっていたいと思う日もあった。それでもランニングを再開できたり、ボールに再び触れることができたり、一つひとつやってくる前進のプロセスを乗り越えようという気持ちでいた。