ライプツィヒの躍進を支えるケイタ(左)とウェアナー(右) - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Simon Hofmann
ライプツィヒの躍進を支えるケイタ(左)とウェアナー(右) - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Simon Hofmann

ライプツィヒ、2部から欧州の舞台へ

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ライプツィヒが5位ヘルタ・ベルリンとの勝ち点差を「18」に広げて今季の4位以内を確定させた。来季は少なくとも欧州チャンピオンズリーグ(CL)の予選に出場することになる。第29節終了時点で3位ホッフェンハイムと勝ち点7差の2位。今季がブンデスリーガ初挑戦であったことを考えると、ラルフ・ハーゼンヒュットル率いるチームの成績は驚異的とも言える。では、これまでの素晴らしいパフォーマンスの要因はどこにあるのだろうか。ライプツィヒの躍進の秘密を探る。

ライプツィヒの最大の強みは各ポジションにチームの“背骨”となる選手がいることだ。センターバックには対人勝率60%以上を誇るキャプテンのウィリー・オーバン、中盤にはエネルギッシュなプレーで攻守に貢献するナビ・ケイタがいる。攻撃陣には欧州5大リーグトップの15アシストを記録しているエミル・フォースベルク、さらに16ゴールを挙げてドイツ代表にも招集されたティモ・ウェアナーがいる。

この4人以外も総じてレベルは高い。GKのペーター・グラシは出場した27試合のうち8試合で“クリーンシート”を達成。マーセル・ザビッツァー、シュテファン・イルサンカー、ディエゴ・デメもニュースのトップを飾る機会こそ少ないが、シーズンを通して堅実なプレーを見せている。

- © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Simon Hofmann