ライプツィヒ、3試合ぶり白星
2月19日、ブンデスリーガ第21節最終日が行われ、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)は本拠地でライプツィヒと対戦し、1ー2で敗れた。
ボルシアMG 1ー2 ライプツィヒ
序盤は両者ともに激しいプレスとカウンターの応酬となり、なかなかボールが落ち着かない展開が続く。
そんな中、最初にチャンスを迎えたのはボルシアMG。11分、アザールがペナルティーエリア左に進入し、DFをかわしてシュートを放ったが、これは左サイドネットの外側に当たってしまった。
ライプツィヒも15分、ゴール右でウェントを抜き去ったザビッツァーが右足を振り抜き、ボールはゴール左下のコースに飛んでいくも、GKゾマーが右手を思い切り伸ばし、これを防いでいる。
インテンシティの高い立ち上がりの時間帯が過ぎ、少しずつ試合のテンポが落ち着きだしたところで、ようやくスコアが動く。
31分、細かいパス交換でウェアナーが左から中央に流れ、ゴール正面のフォースベルクに預ける。ペナルティーエリアわずかに外のフォースベルクは、コースが空いたと見るや強烈なミドルシュートを放ち、これが左に決まってライプツィヒが先制点を奪った。
ボルシアMGにビッグチャンスが訪れたのは前半終了間際の44分、シュティンドルがペナルティーエリア内でコンペアに倒されPKを獲得。45分にアザールがキッカーを務めたが、GKグラシが完璧なタイミングでシュート方向に飛ぶファインセーブを見せ、ライプツィヒは失点を防ぐことに成功した。
後半開始から10分後、得点を決めたのはまたしてもライプツィヒ。相手のスローインを高い位置で奪うと、ボルシアMGの守備陣形が整わないうちに前線へボールを運び、フォースベルクのパスからウェアナーがペナルティーエリア右に抜ける。あまり角度のないところではあったが、GKゾマーの右下をすり抜けるような鋭いグラウンダーシュートがネットを揺らし、ライプツィヒのリードは2点に広がった。
ボルシアMGは81分、右CKからベスターガードが頭で合わせ1点を返したが、反撃もここまで。10番、守護神、エースという中心選手が揃って活躍したライプツィヒが逃げ切り、リーグ戦3試合ぶりの白星を獲得した。またボルシアMGの連勝は3でストップしている。
【得点】
ボルシアMG:ベスターガード(81分)
ライプツィヒ:フォースベルク(31分)、ウェアナー(55分)
【ラインナップ】
ボルシアMG(4ー4ー2)
ゾマー;ヤンチュケ、クリステンセン、ベスターガード、ウェント(61分 ヘアマン);ハーン(61分 ホーフマン)、クラマー、ダフート、ジョンソン(80分 ドリミッチ);アザール、シュティンドル
ライプツィヒ(4-4-2)
グラシ;シュミッツ、イルサンカー、コンペア、ハルステンベアク;ザビッツァー、ケイタ(76分 ケディラ)、デメ、フォースベルク(83分 ウパメカノ);ブルケ(66分 カイザー)、ウェアナー