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ライプツィヒはブンデスリーガデビューシーズンで歴代屈指の好成績を収めている - © © gettyimages / Boris Streubel
ライプツィヒはブンデスリーガデビューシーズンで歴代屈指の好成績を収めている - © © gettyimages / Boris Streubel

ヨーロッパ行きが近づくライプツィヒ

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ライプツィヒが新たな歴史を作ろうとしている。ブンデスリーガ創設期を除けば、1部初挑戦のクラブが1年目にこれほどの衝撃を与えたことはない。創設3年目の1965/66シーズンに初昇格を果たしたバイエルン・ミュンヘンが、首位と勝ち点3差で3位に食い込んだのが唯一の例外だろう。 ライプツィヒは直近の3試合で勝ち点「1」しか獲得できず、昇格シーズンに優勝を成し遂げた1998年のカイザースラウテルンの再現はかなり可能性が薄くなった。しかしクラブは、ヨーロッパの舞台への道を着々と歩んでいる。

ここまでクラブ史上に残る記録を打ち立ててきたライプツィヒに残された試合数は「9」。直近数試合の低迷は、1997年のボーフム、1982年のブレーメン、1973年のウッパーターラーSVボルシア、そして1978年のシュトゥットガルトが経験したような欧州カップ戦の出場権獲得というプレッシャーが影響しているのかもしれない。

いずれにせよ、ライプツィヒのラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、何かを語るのは時期尚早だと考えている。第25節でブレーメンに0ー3の完敗を喫した後、敵将のアレクサンダー・ヌーリが「ヨーロッパでの幸運を願う」とコメントすると、指揮官は「ヨーロッパの話をするにはまだ長い道のりがある」と述べた。

この試合で枠に当たったシュートがゴール前を横切っていく不運があったマーセル・ザビッツァーは、「これまでの好成績を投げ出してしまわないようにしなければならない」と付け加える。ブレーメン戦でのこうしたシーンは現在のライプツィヒの厳しい状況を表しているかのようだ。

FWのデービー・ゼルケは、「経験が少し足りていないので、調子を落とした時に必要な対応ができていないのかもしれない」と語る。現在ライプツィヒが置かれている状況は昇格チームにとっては全く新しい世界。しかし、この状況でインターナショナルブレークがあったのは幸いだ。シーズン終盤に向けて、チームを立て直すには絶好のタイミングだった。

- © gettyimages / Ronny Hartmann