Summary

・ケルン所属モデステの独占インタビュー

・モデステは第6節終了時点でリーグトップタイの5ゴールを記録

・第6節のバイエルン戦では貴重な同点弾を決めた

ケルンのストライカー、アントニー・モデステがキャリア最高のパフォーマンスを見せている。バイエルン・ミュンヘンとのアウェーゲームでは夢のような同点ゴールを決め、得点王争いにも名乗りを上げた。ブンデスリーガ公式サイトではモデステの独占インタビューを実施。好調をキープするチームや自身の役割について語ってもらった。

――先日のバイエルンとのアウェー戦で、ホッフェンハイム時代以来となるゴールを挙げました。ゴールを決めた時の気分はいかがでしたか?

モデステ ミュンヘンでのゴールはいつだって特別だよ。相手はドイツで最多優勝回数を誇るチームだし、誰もがマヌエル・ノイアーからゴールを奪えるわけではないからね。何よりも重要なのは勝ち点1を持って帰れたこと。バイエルンのシュートが枠に弾かれたりと、少しだけ運も味方してくれた。前半はあまりいい内容ではなかったけど、後半はどこか吹っ切れたというか、自信を持ってプレーできていた。ハーフタイムに監督から、「ミュンヘンで失うものはないのだから楽しんでこい」と言われたんだ。相手を恐れることなく全力でぶつかるようにとね。それが実践できたんだと思う。

――コンスタントにゴールを決められるようになった点について、自分ではどう感じていますか?

モデステ すごくいい感触がある。シーズン前の準備がしっかりできたし、ケルンに来て2年目を迎えているからね。28歳の僕はチームでは年長組だけど、責任ある立場というのは好きなんだ。責任感を持つのはいいものだね。

――ケルンのファンは早くも欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場を夢見ていますが、あなたも同じですか?

モデステ 僕はリアリストだ。まだ6試合が終わっただけ。まだまだシーズンは長いし、いろいろなことが起こる。この先もチームとして結果を残していくだけだ。もし来年の4月になっても上位にいることができたら欧州カップ戦のことを口にしてもいいかもしれない。だけど、まだ気が早すぎるよ。

――昨季の成績は9位でした。今季はどこに目標を置いていますか?

モデステ 9位をキープすること。そのためのベースはできていると思う。この先も今の流れを持続していきたいね。それで9位よりも上の順位でフィニッシュできればうれしい。

――チーム好調の要因はどこにあるのでしょう?

モデステ 昨季は比較的若いチームだったのが、ここにきて成熟してきた。1シーズンを通してブンデスリーガを戦う経験を積んだことで、どの選手も自信をつけてきているんだと思う。ウチのチームにスターはいないけど、みんな一緒に楽しんでいる。それがこのチームの強みだね。

――この夏の補強も大きく影響しているのでは?

モデステ そのとおり。フロントは賢い補強をしたと思う。すべての主力選手をチームに残留させ、クオリティーを上げるために2、3箇所を変えた。強力な戦力がそろっているので、この先もっと楽しめるはずだよ。

――次戦は17位に沈むインゴルシュタットをホームに迎えます。勝ち点3の獲得が必須なのでは?

モデステ もちろん。ホームのサポーターの前でも、ミュンヘンでの試合のような力強いパフォーマンスを見せたい。相手はまだ勝ち点1で、難しい状況を何とかしようとしているから簡単な試合にはならないだろう。でも、僕らが謙虚さを失わず練習に打ち込めれば、勝つことができると思う。舞い上がりそうな若手にブレーキをかけるのも僕の仕事だよ。

――インゴルシュタットを見くびってしまうという危険性はないですか?
モデステ それはない。チームに思い上がった選手は一人もいないからね。僕らはどんな相手にもリスペクトを持っている。そして、一方ではどんな相手も倒したいと思っている。インゴルシュタットを見下すことなく、全力で試合に挑んで目の前のハードルをクリアしたい。勝ち点3を取って彼らとの差を広げておきたいね。