マガト氏は現役時代ハンブルクでチャンピオンズカップ(現CL)優勝を達成し、指導者としてはウォルフスブルクにクラブ史上初となるブンデスリーガ優勝をもたらしている - © © gettyimages / Christopher Lee
マガト氏は現役時代ハンブルクでチャンピオンズカップ(現CL)優勝を達成し、指導者としてはウォルフスブルクにクラブ史上初となるブンデスリーガ優勝をもたらしている - © © gettyimages / Christopher Lee

マガト氏の残留争い予想「ハンブルクが有利」

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現役時代、酒井高徳が所属するハンブルガーSVにチャンピオンズカップ(現CL)優勝トロフィーをもたらしたフェリックス・マガト氏が、同クラブの残留を予想している。

マガト氏は指導者として、ハンブルクの最終節の相手ウォルフスブルクでもリーグ優勝を達成しており、同氏にとっては、どちらも思い入れのあるクラブである。しかし地元紙とのインタビューでマガト氏は「もしどちらか1つのクラブに幸運を祈らなければならないとしたら、ハンブルクです。『ハンブルクが一番大事なクラブ』と、私はいつも言ってきました」と回答したという。

またハンブルクは前節、内田篤人が所属するシャルケと対戦し、ピエールミシェル・ラソッガのロスタイム弾で1ー1のドロー。この劇的なゴールにより自力での残留に望みをつないだことは、ハンブルクの心理面に良い効果を与えると、マガト氏は分析する。

「負けが濃厚と思われていた試合を同点に持ち込みました。この幸運は、きっとチームに大きな力を与えるはずです。この影響は必ず(ウォルフスブルク戦で良い方向に)現れるでしょう。それにウォルフスブルクには残留争いの経験がありません。だからハンブルクが有利なのです」

2016/17シーズンのブンデスリーガ最終節は5月20日15時半(日本時間20日22時半)、全9試合が同時にキックオフの時を迎える。