リバプールからの期限付き移籍でウォルフスブルクに加入したオリジ - © © gettyimages / Viktor Fraile
リバプールからの期限付き移籍でウォルフスブルクに加入したオリジ - © © gettyimages / Viktor Fraile

ウォルフスブルクがオリジを獲得。ゴメスと強力コンビ結成へ

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移籍期限最終日の8月31日、ウォルフスブルクがイングランドのリバプールからベルギー代表FWディボック・オリジ(22)を1年の期限付き移籍で獲得した。オリギはリール(フランス)でプロデビューを飾り、前所属のリバプールでは2シーズンで公式戦77試合に出場。2014年にベルギー代表デビューを飾り、すでに23キャップを記録している。

オリジは最前線もサイドもこなせる万能ストライカーで、ユルゲン・クロップ率いるリバプールではセンターフォワードもしくは左サイドでプレーしていた。ボールキープ力が高く、185センチと大柄ながらスピードも備え、ウォルフスブルクにとっては頼もしい得点源となりそうだ。

ウォルフスブルクのオラフ・レッベSDは、「彼の獲得によってチームの攻撃力がさらに上がるはず。ディボックはその実力を国内外の舞台で証明してきたし、あの若さですでに多くの経験を積んでいる。スピードと突破力があり、相手に脅威を与えることができる。チームの攻撃パターンも増やしてくれるだろう」と期待を寄せている。

ウォルフスブルクのサポーターの中にはオリジの名前を覚えている人もいるかもしれない。というのも、リール在籍時の2014/15シーズンに欧州リーグ(EL)でウォルフスブルクと対戦し、フォルクスワーゲン・アレーナではPKで先制点を決めている(試合は1-1の引き分け)。

ウォルフスブルクにはキャプテンでエースのマリオ・ゴメスがセンターフォワードに君臨しており、オリジはサイドアタッカー、もしくはトップ下での起用が見込まれている。ただ、どのポジションでプレーすることになっても、ゴメスと強力コンビを結成してチームの得点力を高めてくれるに違いない。