Summary

  • ブンデスリーガ第9節、ケルンとハンブルガーSVが対戦
  • 大迫、酒井の両日本人選手はそろって先発フル出場
  • ハットトリック達成のモデステは得点ランキングを独走

10月30日、ブンデスリーガ第9節が行われ、大迫勇也所属のケルンがホームで酒井高徳所属のハンブルガーSVに3ー0で快勝した。大迫、酒井の両日本人選手は先発フル出場を果たした。

ケルン 3ー0 ハンブルガーSV

ケルンはこの試合、普段の4ー4ー2ではなく3ー4ー3の布陣を採用。大迫はモデステを頂点とした3トップの右サイドでスタートした。一方のハンブルクもサイドバックが本職の酒井をボランチの一角として起用。右サイドバックには今季初先発のゲッツが名を連ねた。

先にチャンスを作り出したのはアウェーのハンブルク。8分、ドグラス・サントスが左サイドからクロスを入れると、ニアサイドに走り込んだウッドの膝にボールが当たってケルンのGKホーンを脅かす。対するケルンは17分、右サイドを駆け上がったソーレンセンのクロスをニアに飛び込んだモデステがヘディングシュート、しかしこのシュートはゴール左へ外れた。

ハンブルクは24分、CKのこぼれ球を酒井がエリア外からダイレクトで叩くが、このミドルシュートは枠を捉えることができない。31分にはソーレンセンのバックパスをカットしたコスティッチが左サイドを深くえぐって折り返すが、中央に詰めていたウッドにはわずかに合わなかった。

ケルンの反撃は34分、リッセが右サイドからグラウンダーのクロスを入れると、中央でフリーになっていた大迫がエリア手前からシュート。これは惜しくも相手DFにブロックされるが、徐々にケルンが主導権を握っていく。40分には左サイドにポジションを移していた大迫が、スローインを受けて鋭く反転。ペナルティーエリア内に進入したところでゲッツのファウルを誘ってPKを獲得する。しかし、モデステの狙い済ましたキックは左ポストを直撃。ケルンは先制の絶好のチャンスをフイにしてしまう。

先制のチャンスを逃したケルンは後半に入っても決め手を欠いていたが、58分にこの試合のターニングポイントが訪れる。ハンブルクのウッドがハインツに肘打ちを見舞ったとして一発退場。ケルンは期せずして数的優位の状況を手に入れる。すると61分、途中出場のツォラーが左サイドから鋭いクロス。このボールをゴール前のモデステがわずかに触れてケルンに待望の先制点をもたらす。

これで勢いに乗ったケルンは、68分にレーマンが際どいミドルを放つと、72分には大迫の浮き球のパスを受けたモデステが胸トラップからボレーシュート。決定機の数を増やしていく。82分にはリッセの鋭いクロスをニアに走り込んだモデステが頭で合わせて2点目。モデステは86分にも縦パスに抜け出して三たびゴールを奪い、後半だけでハットトリックを達成した。

3試合連続で退場者を出し、為す術なく敗れたハンブルクは今季早くも7連敗目。一方、数的優位の状況を生かしてきっちりと勝ち点3を手にしたケルンは4位に浮上した。

【得点】
ケルン:モデステ(61分、82分、86分)

【ラインナップ】
ケルン(3ー4ー3)
ホーン;ソーレンセン、マロー(12分 ハインツ)、マブライ;リッセ、ヘーガー(86分 ラウシュ)、レーマン、ヘクター;大迫、モデステ、ルドネフス(56分 ツォラー)

ハンブルガーSV(4ー4ー2)
アードラー;ゲッツ(66分 グレゴリッチ)、ユング、ジュルー、ドグラス・サントス;オスチョレク、酒井、ホルトビー、コスティッチ(75分 ミュラー);ラソッガ(84分 ワルトシュミット)、ウッド(58分 退場)