ブレーメンの本拠地ウェーザー・シュターディオンは2008年末から太陽光発電を使用している - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
ブレーメンの本拠地ウェーザー・シュターディオンは2008年末から太陽光発電を使用している - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

第1回:ブンデスリーガのスタジアム

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お気に入りのクラブのスタジアムは多くのサポーターにとって胸躍る場所。それもそのはず、ブンデスリーガには個性的かつ魅力的なスタジアムが数多くある。そんなブンデスリーガの本拠地を3回に分けて紹介していく。

ダルムシュタット:ヨナタン・ハイメス・シュターディオン・アム・ベレンファルトア

ベレンファルトアは“ポプラ”を意味する言葉で、ヘッセン南部では“ベレン”と呼ばれている。現在スタジアムがある場所は19世紀までポプラ林だった。そして、林にある“フォルトア(落とし格子)”は動物が逃げるのを防いでいた。こうした背景から“ベレンフォルトア”と名づけられており、スタジアムには今も多くのポプラが茂っている。スタジアムの命名権は化学・医薬品メーカーでダルムシュタットに本社を構えるメルク社が持つが、今季はネーミングライツを行使せず。スタジアムには昨年亡くなったサポーターのヨナタン・ハイメスさんの名前がつけられている。

- © imago

ウォルフスブルク:フォルクスワーゲン・アレーナ

このウィンターブレーク中にドイツでは初となるLED照明への切り替えを行っている。クラブ取締役のトーマス・レットガーマン氏も「我々のサポーター、そしてパートナーの皆さまを最新の照明設備でお迎えできる」と自慢げに語る。照明に予熱の必要がなく、すぐに均一なクオリティーの光を発することができるようになり、今月からは広告バナーや場内スクリーンのシンクロ操作も可能になっている。

- © gettyimages