ホッフェンハイム加入が決まり、父と同様にブンデスリーガでプレーすることになったジャスティン・ホーグマ(左) - © © imago
ホッフェンハイム加入が決まり、父と同様にブンデスリーガでプレーすることになったジャスティン・ホーグマ(左) - © © imago

ブンデスリーガで活躍する二世選手

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ホッフェンハイムがヘラクレス(オランダ)からDFジャスティン・ホーグマを獲得したというニュースを聞いて、「ホーグマ?」と思ったファンも多かったはずだ。それもそのはず、彼の父ニコヤンは1998年から2004年までハンブルガーSVに在籍し、177試合に出場した元ブンデスリーガ選手である。「蛙の子は蛙」ということわざがあるように、親の才能が子に受け継がれることも多い。センターバックを本職とする19歳のジャスティンも、父譲りの競り合いの強さが持ち味だ。

史上初の親子3人共演が実現

ホーグマの加入でブンデスリーガにまた一組、“父子鷹”が誕生したが、同じく二世選手としてよく知られているのがフィリップ・マックス(アウクスブルク)とミッチェル・ワイザー(ヘルタ・ベルリン)だ。フィリップの父マーティン・マックスは1860ミュンヘンで2度の得点王に輝くなど長くブンデスリーガで活躍。2004年に現役を退くまで、リーグ戦396試合に出場して126得点を挙げた。また、ミッチェルの父パトリック・ワイザーはウォルフスブルクケルンでプレー。ブンデスリーガ通算270試合に出場している。

来季のブンデスリーガで史上初の“親子3人の競演”を実現させるのがヒュープナー・ファミリーだ。現在アイントラハト・フランクフルトのスポーツディレクターを務める父ブルーノは、カイザースラウテルンでリーグ戦76試合に出場した元ブンデスリーガの選手であり、その息子のベンヤミン(27)はホッフェンハイム、フロリアン(26)はハノーファーでプレーしている。ハノーファーのブンデスリーガ昇格により実現する3人の競演は大きな話題を呼びそうだ。

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