長谷部「自分が戦術の鍵を握っている」
ブンデスリーガ第5節最終日が9月20日に行われ、長谷部誠と鎌田大地のアイントラハト・フランクフルトは、敵地で大迫勇也が所属するケルンと対戦し、1ー0で勝利した。試合後、フランクフルトの攻守の要である長谷部が、インタビューに応じてくれた。
――勝利、おめでとうございます。
長谷部 ケルンも疲労のある中、厳しかったとは思いますけど、自分たちもチャンスが少ない中、こういう難しい試合で勝てて、非常に重要な勝ちだったと思います。
ーー素晴らしい出来でした。
長谷部 このチームは自分が戦術の鍵を握っていると言っても過言ではないと思うので、責任を持ってやらないといけない。前の試合で、自分が出て負けて、その前の試合は、自分が出ていなくて勝っていたので、責任を感じていましたし、今日はどうしても勝ちたかった。そういった意味でも、まずは勝ってホっとしています。
ーー大迫選手のいるケルンとの対戦でした。彼とのマッチアップも多くありましたが。
長谷部 (ケルンの)チーム状況もあまり良くないという部分で、その流れに彼も苦しんでいるかな、というのはありますけど、ケルンはあそこ(大迫選手のところ)でボールが収まって攻撃が始まる部分があるので、そういう意味では嫌でしたね。トップにいたり、中盤に下がったりといろいろな動きをする。そこに自分が対応する形になったので、その辺は注意しながら見ました。
ーー試合後は大迫選手に声を掛けていました。
長谷部 ヨーロッパリーグも戦っていますし、ケルンの選手はかなり疲れている感じも受けているので、大変だと思いますけど…はい。