「バイエルンに迫れるように」
ドルトムントのGKロマン・ビュルキがチーム合宿を行うバート・ラガツ(スイス)で取材に応じ、新監督を迎えたチームの状況や最大のライバルについて語った。
――昨夏は開幕前に主力3選手がチームを離れました(マッツ・フメルス、イルカイ・ギュンドアン、ヘンリク・ムヒタリアンが退団)。今夏はそうしたことがありませんでしたが、新監督を迎えたチームにとって大きかったのでは?
ビュルキ 新しいシステムのサッカーを始めたばかりなので、主力メンバーがみんな残留したのは大きいと思う。加入した選手たちもチームに溶け込み、全く問題はない。長く一緒にやっていればお互いに意見も言いやすいし、これは大事なことだね。
――ドルトムントが主力をキープした一方で、バイエルン・ミュンヘンはフィリップ・ラームとシャビ・アロンソを失いました。これによって、バイエルンとの差はどれくらい縮まりそうですか?
ビュルキ バイエルンとの差を幾分か埋められるようにとは思っている。まずは8月5日のスーパーカップで実際にどれくらいの差があるか分かるはずだ。バイエルンに迫りたいね。
――昨季は無駄な失点や下位チーム相手の取りこぼしも少なくありませんでした。つまり、安定感の欠如が最大のウィークポイントでしたが、コンスタントに戦うためには何が必要でしょう?
ビュルキ 僕らは安定した戦いができるよう懸命に練習している。負傷者を出さず、それぞれが監督の意図を理解してプレーすれば、試合でコンスタントなプレーができるはずだ。