バイエルン監督に名将ハインケス氏が電撃復帰!
バイエルン・ミュンヘンは10月6日、ユップ・ハインケス氏(72)の監督就任を発表した。契約期間は今季終了まで。同クラブは9月28日にカルロ・アンチェロッティ監督を解任していた。
ハインケス氏はメンヘングラートバッハ(ボルシアMG)とハノーファーでブンデスリーガ369試合に出場、220得点(歴代3位)を挙げた往年の名選手で、ボルシアMG時代にはストライカーとしてチームの3連覇に貢献した。1973/74、1974/75シーズンには2年連続で得点王に輝いている。
監督としてはボルシアMGやバイエルン、シャルケ、レーバークーゼンなど国内外8つのクラブを指揮し、10のタイトルを獲得。バイエルンとレアル・マドリード(スペイン)では欧州チャンピオンズリーグ(CL)で優勝を果たした。異なるクラブでCLを制した監督としては、オットマール・ヒッツフェルト氏、ジョゼ・モウリーニョ氏に続いて史上3人目。
2012/13シーズンにはバイエルンをドイツ史上初のブンデスリーガ、ドイツサッカー連盟カップ、CLの3冠に導いた。このシーズン終了後、当時68歳だったハインケス氏は監督を退任。事実上の引退宣言ともとれる発言をしていたが、5シーズンぶりの復帰となる。