連敗のハンブルクだが、キャプテン酒井は残留争いの直接対決となる次節アウクスブルク戦に向け、気持ちを切り替えている
連敗のハンブルクだが、キャプテン酒井は残留争いの直接対決となる次節アウクスブルク戦に向け、気持ちを切り替えている

酒井「諦めてはいけない」

xwhatsappmailcopy-link

ブンデスリーガ第30節2日目が4月22日に行われ、酒井高徳がキャプテンを務めるハンブルガーSVは本拠地でダルムシュタットに1ー2で敗れた。最下位のダルムシュタットは引き分け以下で降格が確定する予定だったが、今季初のアウェー勝利と連勝でわずかな望みをつなげている。一方、連敗のハンブルクは順位を15位に下げ、降格圏のアウクスブルクとの勝ち点差は1となっている。試合後、フル出場した酒井が当サイトのインタビューにドイツ語で応じた。

――この敗戦にがっかりされているのでは?

酒井 苦しいですね。これまでホームではとても良いパフォーマンスを見せることができ、8、9試合負けなしでした。今日もこれまでと同じモチベーションで試合に臨みましたが、セットプレーから失点してしまった。それが今日の勝敗を分けた点だと思います。僕たちもセットプレーから得点することだってあり得たわけです。後半はただ単に、相手に2得点目を許すべきではなかった。総合的に僕たちは良くありませんでしたね。

――残留争いとしては、大きな後退でしょうか?

酒井 僕たちには前半戦やここ最近も厳しい時期はありましたが、這い上がってきました。現在もその時と同じように乗り越えようとしています。諦めてはいけない。最近の良い仕事の成果を(次節の)アウクスブルクでも発揮しないといけません。

――第31節のアウクスブルク戦は決定的な試合になりますし、絶対に勝ち点を取らないといけないですね。

酒井 僕たちにとって、残り4試合は全てが重要な戦いです。1分、1秒たりとも力を緩めてはいけない。強いメンタリティーを持って、アウクスブルクに乗り込みたいと思います。

この試合のマッチレポートへ

現在の順位表をチェック!