ハインケス氏はアンチェロッティ監督の後任としてバイエルンの新監督に就任した - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
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ユップ・ハインケス監督について知っておきたい5項目

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ユップ・ハインケス監督がカルロ・アンチェロッティ氏の後任としてバイエルン・ミュンヘンの指揮官に電撃復帰を果たした。バイエルンで“第4期政権”をスタートさせる72歳の名将が、選手、監督として50年以上にわたってドイツサッカー界に残してきた足跡を振り返る。

1)フォース(4回目)と共にあらんことを…

ハインケス氏がバイエルンの監督に就任するのは今回で4度目。初めての指揮は1987年から1991年の間で、クラブに2度のリーグ優勝をもたらしている。その後、1991年10月に当時の会長だったウリ・ヘーネス氏によって解任されたが、2009年4月にユルゲン・クリンスマン氏の後任として2度目の就任。残り5試合で4勝を挙げてチームを2位に引き上げ、就任時には誰も予想していなかった欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得した。

2011年に3度目の就任を果たすと、2012/13シーズンにドイツ史上初のブンデスリーガ、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)、CLの三冠を達成。監督キャリアで最高の栄誉を手にする。シーズン終了後、「過去2年間で様々なことが起きた。平和で静かな日々を送る準備はできている」と語り、事実上の引退を表明したが、復帰の可能性について「絶対にない」とは言っていなかった。

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