先制点を奪われたドルトムントは後半ロスタイムに逆転弾を決め初戦をものにした - © © gettyimages / Sascha Steinbach
先制点を奪われたドルトムントは後半ロスタイムに逆転弾を決め初戦をものにした - © © gettyimages / Sascha Steinbach

ドルトムント、土壇場で逆転勝利<br>EL初戦クラスノダールに2-1

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9月17日、欧州リーグ(EL)のグループリーグ第1戦が行われ、香川真司が所属するドルトムントは本拠地でクラスノダール(ロシア)と対戦し、2-1で勝利した。ベンチスタートの香川は後半からピッチに登場し、試合終了までプレーしている。

ドルトムント 2-1 クラスノダール

ドルトムントはヤヌザイ、朴(パク)、カストロら今夏の新加入組を先発で起用。しかし、序盤からパス回しにぎこちなさが見られ、いつもの試合運びができない。すると12分、左サイドでスモロフがギンターとの1対1に勝ち、中へ切れ込む。そしてグラウンダーのパスにママエフが合わせ、クラスノダールが先制。20分を過ぎたあたりからドルトムントも徐々にペースを握り出し、ゴール前でのチャンスをつくり出すが、クラスノダールも前線でうまくボールを収め、時折鋭いカウンター攻撃を見せる。そして前半終了間際の46分、左から朴がセンタリングを入れると、ギンターが打点の高いヘディングシュートを決め、1-1の同点となる。

後半に入りドルトムントはシュメルツァーを下げ、香川を送り出し、朴を左SBに配置する。前半に比べドルトムンがさらに優位に立ちゴール前での決定機も増えるが、シュートの精度が欠け、ネットを揺らせないまま時間が過ぎていく。75分にはギュンドアンのFKが直接ゴールに向かい、GKがボールをこぼすが押し込むことはできなかった。さらに76分、スルーパスを受けたラモスがペナルティーエリアに入り、飛び出してきたGKもかわすが、カバーに入ったDFにシュートを防がれる。ようやく92分、右からギンターがセンタリングを上げると、フリーになった朴が頭で決め、ドルトムントが土壇場で逆転。2-1で勝利し、ドルトムントが公式戦10連勝を飾った。