第3節で2ゴールを挙げ、ブンデスリーガに名乗りを上げたマインツの武藤 - © © imago
第3節で2ゴールを挙げ、ブンデスリーガに名乗りを上げたマインツの武藤 - © © imago

ブンデスリーガ新戦力の活躍チェック

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ブンデスリーガ2015/2016シーズンは第3節までが行われ、各国代表戦のため小休止中だ。ここで、これまで注目を集めている新戦力選手たちの活躍を振り返ってみよう。

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ドグラス・コスタ(バイエルン・ミュンヘン)

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アルトゥーロ・ビダル(バイエルン・ミュンヘン)

3試合合計のボールタッチ数は295回で、あのシャビ・アロンソを抜いてバイエルンでトップ。競り合った数はここまでリーグ3位の97回で、そのうち54%を制している。「世界一のMF」と呼ばれる所以(ゆえん)はトップ下からボランチまで、全中盤のポジションをこなせるから。常に闘争心を燃やしており、走りも速い。

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武藤嘉紀(マインツ)

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ユリアン・ワイグル(ドルトムント)

マックス・クルーゼ(ウォルフスブルク)

全3試合で先発し、第1節のフランクフルト戦ではアシストを記録。第2節と第3節ではあまり振るわなかったがが、DFB杯の1回戦(対シュトゥットガルター・キッカーズ/3部)では、チームの4得点のうち3点に絡んだ。昨シーズンはボルシアMGで11ゴールを挙げた。中でも先制点を奪った数は8回で、リーグトップだった。

アントニー・モデステ(ケルン)

第3節までで、すでに2ゴール2アシストと、チーム全得点の3分の2に関与している。また、圧巻だったのはDFB杯1回戦。格下相手とはいえ、ケルン初の公式戦でいきなり3得点を決めてみせ、その補強が間違いではなかったことを自ら証明した。また、モデステは“スピードスターター”としても知られており、2014/15シーズンで奪った7得点のうち、4得点は開始から15分以内にマークするなど、この時間帯に限って言えば、昨季の得点王だった。今シーズンも、上述のメッペン戦でキックオフからわずか45秒でゴール。DFB杯におけるクラブ史上最速記録となった。

アドミル・メーメディ(レーバークーゼン)

シュテファン・ライナーツ(フランクフルト)

レーバークーゼン時代、ブンデスリーガ148試合に出場していたライナーツだが、先発の座を追われたことで新たな挑戦へと踏み出した。新天地のフランクフルトで、ボランチとしてフェー監督の信頼を勝ち得ている。第1節でクラブのシーズン1号のゴールをヘディングで決めた他、チームで最も多くボールに触り(61回)、第3節では1アシストをマークし、1対1の攻防で72%の勝率を収めた。攻守にわたりチームを統率する存在だ。