ドルトムント新加入ヤヌザイについて<br>知っておきたい10項目
香川真司が所属するドルトムントは8月31日、マンチェスターUからMFアドナン・ヤヌザイを期限付きで獲得した。マンチェスターUで香川とポジションを争ったライバルとして、すでに日本では知られた存在ではあるが、同選手について知っておきたい10項目を以下に挙げていく。
誕生
両親はともにアルバニア人。1992年にコソボからベルギーへ逃れ、母と父は同国で知り合った。そして1995年2月5日、ベルギーの首都ブリュッセルでヤヌザイは誕生。2月5日はクリスティアーノ・ロナウド、カルロス・テベス、ネイマールら、世界的プレーヤーの誕生日でもある。
左足
両足を遜色なく使いこなす選手が多い中、ヤヌザイはトラップからパス、ドリブル、シュートにいたるまで、利き足である左足を使ったプレーが非常に多い。
選択
生まれ育ったベルギーをはじめ、両親の祖国アルバニア、セルビア、トルコなどの代表選手になる権利があったが、2014年4月にベルギー代表を選択。同年のW杯ブラジル大会に出場し、これまで6試合に出場している。
ドリブル
柔らかいボールタッチと高い敏捷性から、切れ味鋭いドリブルを披露する。ただしプレミアリーグでは47試合出場で得点は5。シュートをきっちりゴールに決めることを課題としている。
セットプレー
ヤヌザイの正確無比なキックは、FKやCKでも威力を発揮。セットプレーからの得点が少ないドルトムントにとっては、その選択肢が増えることになる。
タイトル
これまでは2014年のイングランド・スーパーカップと、2013年のUー21リーグでしかトロフィーを掲げたことがなく、意外とタイトルには恵まれていない。ドルトムント加入の際にヤヌザイは「できるだけ多くの大会で優勝したい」と話している。