トーマス・ミュラー(写真)は、PKを決めることが出来なかった - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
トーマス・ミュラー(写真)は、PKを決めることが出来なかった - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

バイエルン、中国遠征3連勝ならず

xwhatsappmailcopy-link

広州恒大(中国)0 - 0 バイエルン・ミュンヘン (PK:5-4)
バイエルン・ミュンヘンは7月23日、中国遠征最終戦となる広州恒大との対戦に臨んだ。前ブラジル代表監督のルイス・フェリペ・スコラリ氏が率いる中国王者が善戦。両チーム無得点で行われたPK戦の末、広州恒大が接戦をものにした。

立ち上がりから、広州恒大が積極的に攻め込む。開始15分でGKマヌエル・ノイアーの見せ場が3度も訪れたが、危なげないプレーでゴールを許さなかった。バイエルンもゼバスティアン・ローデや、ピエール・ホイベアクなどがシュートチャンスを迎えたが得点は生まれず、前半は0−0で折り返した。

後半開始と同時に、グアルディオラ監督は5選手を交代した。さらに57分にはトーマス・ミュラーとシャビ・アロンソの投入で、得点を奪いに行く。60分には新加入ドグラス・コスタの絶好機もあったが惜しくも相手GKに阻まれた。終盤、幾度もチャンスを作ったバイエルンだったが、それでも得点はならず、試合はPK戦へ。そのPK戦では1人目トーマス・ミュラーが外した他は全員のキッカーが決め、広州恒大が勝利した。

グアルディオラ監督は、敗れはしたものの「思っていた以上の良いトレーニングが出来た。選手たちは良くやってくれて、満足している」と、コメントした。

これで中国遠征の日程を全て消化したバイエルンは、試合後、ミュンヘンへ向かう飛行機に乗り込む。8月1日には今季最初の公式戦となるスーバーカップ、ウォルフスブルク戦が行われる。