今季のワイグルはドルトムント所属選手で最多となるリーグ戦24試合に出場している - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Alexander Scheuber
今季のワイグルはドルトムント所属選手で最多となるリーグ戦24試合に出場している - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA / Alexander Scheuber

ワイグル、「アロンソ2世」への道

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トーマス・トゥヘル監督が今季チーム最多となる24試合に起用するなど、ユリアン・ワイグルの存在は、今やドルトムントの中盤に欠かせないものとなった。しかしピッチ上の若き戦略家は慢心することなく、絶えず成長の道を模索。短所を克服し、長所をさらに伸ばすことを念頭に置き、ドイツを代表するボランチへと変貌を遂げつつあるのだ。

そんなワイグルが手本とする選手は、今シーズン限りでの現役引退を発表した、バイエルン・ミュンヘン所属シャビ・アロンソ。彼と同様、ワイグルも守備的MFを本職とし、ボールを受けてはそれを散らすといった、攻撃の起点としてのプレーを得意としている。

- © gettyimages / Maja Hitij