ドルトムントはシャルケとのダービーマッチで4試合ぶりの勝利を目指す - © © gettyimages / Maja Hitij
ドルトムントはシャルケとのダービーマッチで4試合ぶりの勝利を目指す - © © gettyimages / Maja Hitij

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120分の死闘に続くPK戦。ドルトムントのサポーターにとってはハラハラドキドキの時間が続いたが、ローマン・バイデンフェラーの好セーブ連発で勝ち上がりが決まると、真夜中のスタジアムに大歓声が沸き起こった。

ドルトムントは万全とは言えない状況の中で“ダービーの母”とも言われる一戦を迎える。ブンデスリーガで3試合勝ち星がなく、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)のウニオン・ベルリン戦でも相手を凌駕するには至らず、PK戦までもつれ込んだ。シャルケ戦を目前に控えた中で体力を消耗させる一戦となったが、トーマス・トゥヘル監督は「これは我々にとってマイナスというよりは力になるものだ。互いのために全力を出して戦い抜けば結果は必ずついてくる。思ったようにいかなくても、決して諦めない。これが分かったのはいい経験であり、収穫だ」と、120分の激闘から得たものが大きかったことを強調した。

「土曜の夜も、もう一度力を振り絞って結果を残さなければいけない。それは誰もが望んでいることだ」。宿敵との一戦へ、トゥヘル監督はチームを奮い立たせると同時に団結も求めた。離脱者が後を絶たない中、まだまだ若い選手たちが多いチームが勝利するためには一丸となるしかない。

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