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昨年9月に重傷を負ったスクデリはドルトムント期待の若手プレーヤーだった - © © gettyimages
昨年9月に重傷を負ったスクデリはドルトムント期待の若手プレーヤーだった - © © gettyimages

ドルトムントが示した“真実の愛”

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ドルトムントのユースチームに所属するイタリア人のダリオ・スクデリ(19)は、昨年9月に行われたUEFAユースリーグのレギア・ワルシャワ戦でひざに選手生命を脅かす重傷を負った。プロ選手としてプレーできる状態に回復するかどうかはいまだ不透明だが、そんなスクデリに対してドルトムントが支援の手を差し伸べることを決めた。

スクデリの手術を担当したミハエル・シュトルベル医師は負傷当時、「考えられる中で最悪のケガ。ほとんどすべてのじん帯や筋肉、腱が断絶してしまっていた」とケガの深刻さを説明。この衝撃的なニュースはサッカー界のスターたちを動かし、ティアゴ・アルカンタラ(バイエルン・ミュンヘン)やフランチェスコ・トッティ、アンドレア・ピルロ、パオロ・マルディーニらがSNSを通してスクデリに激励のメッセージを送っていた。

スクデリは現在、プレーヤーとしての復帰を視野に入れつつ、並行してスポーツマネージメントを学ぶことを計画。そのためには多額の費用が必要になるが、ドルトムントはその学費の全額負担を名乗り出たという。

今回はドルトムントの行為が注目を集めたが、ドイツではダルムシュタットが生活に困窮しているサポーターを無料でホームゲームに招待したり、ヘルタ・ベルリンが市内が大規模な洪水に見舞われた際に活躍した地元の消防士を親善試合に招待したりと、各クラブが様々な形で人々に手を差し伸べている。