ドルトムントは前半のうちにロイスが2度の警告を受け退場。しかし後半立ち上がりに追いつき2ー2で引き分けた - © © imago / Jan Huebner
ドルトムントは前半のうちにロイスが2度の警告を受け退場。しかし後半立ち上がりに追いつき2ー2で引き分けた - © © imago / Jan Huebner

ドルトムント、無敗ホッフェンハイムの牙城崩せず

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12月16日、ブンデスリーガ第15節初日が行われ、香川真司が所属するドルトムントは敵地でホッフェンハイムと対戦し、2ー2で引き分けた。リーグ戦4試合ぶりのベンチ入りを果たした香川に出場機会はなかった。

ホッフェンハイム 2ー2 ドルトムント

4位対6位の上位直接対決は、立ち上がりからいきなりスコアが動いた。3分、ヒュープナーが裏へボールを送るとウトが抜け出し、ペナルティーエリア内でバイデンフェラーをかわして無人のゴールへシュート。これが決まってホームのホッフェンハイムが先制する。

優勝争いに残るためにも負けられないドルトムントは6分、ギンターがダイアゴナルの浮き球を蹴ると、ゴール前のシュメルツァーがヘディングシュートを放ったが、枠の左上へ惜しくも外れてしまった。

さらにその1分後にはデンベレが縦パスを入れ、ロイスが落とし、オバメヤンが右足アウトサイドで合わせるも、右ポストの外側へ流れている。

すると11分、デンベレがトップスピードに乗って縦へ運ぶと、左でフリーのゲッツェへ横パス。GKの位置を冷静に見ていたゲッツェはダイレクトでゴール右に流しこみ、ドルトムントが1ー1の同点に追いついた。

- © imago / Michael Weber

前半に続き、後半も立ち上がりにゴールが生まれる。48分、ワーグナーのシュートが右ポストを叩き、そのこぼれ球を拾ったドルトムントは一気に前線へ。そしてデンベレが最終ラインの間へスルーパスを通し、最後はオバメヤンが右からシュートを決め、試合は再び同点となった。

【得点】

そしてこのまま試合は2ー2の引き分けで終了。前半終了間際から10人での戦いを強いられながらもシュート数で相手を上回ったドルトムントは、暫定ながら順位を1つ上げた。開幕から唯一15戦無敗を守るホッフェンハイムも、同様に暫定3位へ浮上している。

ホッフェンハイム:ウト(3分)、ワーグナー(20分)

ドルトムント:ゲッツェ(11分)、オバメヤン(48分)

【ラインナップ】

ホッフェンハイム(3ー1ー4ー2)
バウマン;ズューレ、フォークト、ヒュープナー;ルディ;カデラベク、デミルバイ(61分 アティク)、アミリ、トーリヤン;ウト(58分 クラマリッチ)、ワーグナー

ドルトムント(4ー1ー4ー1)
バイデンフェラー;ギンター、ベンダー、バルトラ、シュメルツァー;ワイグル;プリシッチ(83分 ラモス)、デンベレ(69分 モル)、ロイス、ゲッツェ;オバメヤン(90分 メリーノ)

- © imago / Jan Huebner