コンフェデ杯に臨むドイツ代表の定例会見にシュティンドルとリューディガーが出席した
コンフェデ杯に臨むドイツ代表の定例会見にシュティンドルとリューディガーが出席した

シュティンドル「国の代表として戦う」

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FIFAコンフェデレーションズカップ2017に臨むドイツ代表は6月17日、定例会見を実施し、ラース・シュティンドルとアントニオ・リューディガーが出席した。両者のコメントは以下の通り。

【ラース・シュティンドル】

ここにいられることを本当にうれしく思っています。これからの試合で自分のクオリティーを出せていけたらいいですね。経験を積むことはもちろんですが、次回もドイツ代表に選ばれるためにも、印象深いプレーを見せたいです。(今大会で務めるポジションについては)FWとしての役割になるでしょう。チームメートのためにスペースを作ったり、できるだけ多くのチャンスを作りだすといった、メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)でやっているのと同じプレーですね。コレクティブにプレーすることが大事になります。クラブでの経験をここで活かしていきたいです。完璧にポジションを分けたような戦い方はしませんし、チームはうまくミックスされていますよ。試合前日に会場となるスタジアムで練習することになりますが、初戦に向けての喜びはその時にますます大きくなるはずです。すべての選手が、試合で印象に残るようなプレーをしたいと考えています。しかし国の代表として戦うこと、この大会でチームが成功を収めることが一番大事なことです。

【アントニオ・リューディガー】

試合に向けて良い準備ができることは、我々にとって最も重要なことですが、ここの環境は本当に素晴らしいです。昨年は負傷したこともあり、ドイツ代表での活躍はできませんでした。自分自身の存在を証明するためにも、コンフェデレーションズカップは非常に楽しみですね。ドイツのために戦えることは名誉なことです。(リューディガーがプレーするイタリアでは人種差別の問題が起こっているが)我々は今、西暦2017年を生きています。私の意見としては、そのようなことはこの時代においてもう起こるべきではないと思います。しかし実際には人種差別は起こっていますし、残念ながらイタリアではこの問題について多くの取り組みがあるわけではありません。私にとっては理解できないことです。(初戦のオーストラリア戦については)我々がいるグループは、決して簡単なグループではありません。3試合とも、フィジカル的に非常にタフなチームが相手です。オーストラリアも我々を倒すため、そしてタイトルを獲得するためにすべてを出し切るでしょう。我々もベストメンバーというわけではありませんが、それは我々にとって有利な点でもあります。なぜなら、それはつまり相手が我々を過小評価することにつながるからです。