データで振り返る第9節(1)ボルシアMG対フランクフルト
メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)は欧州チャンピオンズリーグとドイツサッカー連盟カップで白星したものの、リーグ戦では苦戦が続き、得意なはずのホームでも勝利には届かなかった。一方のアイントラハト・フランクフルトはしぶとく勝ち点1をもぎ取り、7位の座をキープした。
メンヘングラートバッハ 0-0 フランクフルト
・ボルシアMGはホームゲーム12試合連続無敗中。連勝が10で止まった後は引き分けが2試合続いているが、“我が家”では4カ月半以上負けていない
・ボルシアMGは最近4試合でわずか勝ち点2しか拾えていない上、その4試合はすべてノーゴールに終わっている
・ボルシアMGはDFB杯の1回戦以来、今季2度目の4-4-3システムで試合に挑んだ
・ボルシアMGはボール支配率60%、競り合いの勝率55%と試合の主導権を握ったが、好機でそれを生かせなかった
・ボルシアMGのトニー・ヤンチュケが久々に“背番号6”のポジションでプレー。中盤起用は実に13カ月ぶりで、フランクフルト戦では競り合いの勝率64%を記録した
・第9節を終えてフランクフルトの勝ち点は15。これほどの好成績は1995年の勝ち点3ポイント制が採用されて以降2度目のこと。なお、4年前は今季を上回る勝ち点19を獲得していた
・フランクフルトは今季のアウェーゲームで早くも勝ち点7を獲得。昨季後半戦の総勝ち点(4ポイント)を大きく上回った
・長谷部誠がブンデスリーガ通算221試合目にして初めてセンターバックのポジションでプレー。3バックをうまく統率したが、競り合いの勝率はちょうど半分の50%だった
・フランクフルトのブラニミール・ルゴタは古巣対戦となったが、シュート1本のみで途中交代。1対1の勝率はわずか38%だった