データで振り返る第8節(3)インゴルシュタット対ドルトムント
6連敗で最下位に沈んでいたインゴルシュタットが、優勝候補のドルトムントから勝ち点1をもぎ取って最下位脱出に成功した。一方のドルトムントは常に相手にリードを奪われる苦しい展開。終了間際のゴールで辛くも引き分けに持ち込んだものの、3試合ぶりの勝利はならなかった。
インゴルシュタット 3-3 ドルトムント
・インゴルシュタットは昨季から13試合連続で勝利から遠ざかっている(3分け10敗)。今季のブンデスリーガ勢でこれほど長く白星から見放されているチームはインゴルシュタットのみ
・インゴルシュタットは昨季の第8節終了時点で勝ち点14を獲得していたが、今季はわずか勝ち点2
・先制点を挙げたインゴルシュタットのアルモグ・コーエンは、ニュルンベルク在籍時の2011年2月18日以来、リーグ戦68試合ぶりのゴール
・今季インゴルシュタットが先にリードした試合は二度あるが、どちらも逃げ切りに失敗している
・インゴルシュタットの今季7得点のうち4得点はセットプレーから生まれたもの。ブンデスリーガ通算では40得点のうち21得点をセットプレーから決めている
・インゴルシュタットの2点目、3点目を決めたダリオ・レスカーノはブンデスリーガ初のドッペルパック(1試合2得点)。インゴルシュタットでは昨季のモーリッツ・ハートマン以来2人目
・インゴルシュタットの先発には異なる9カ国の選手が並んだが、ドイツ人選手がたった2人というのはブンデスリーガ初めてのこと。その中でブンデスリーガデビューを飾ったスイス出身のフロレント・ハデルジョナイがチーム3点目をアシストした
・ドルトムントがリーグ戦で3試合連続勝ち点を取りこぼすのは、トーマス・トゥヘルが監督に就任して以来2度目(昨季の第6節〜第8節)
・ドルトムントがFKから2失点するのは2015年9月12日のバイエルン(1ー5)以来のこと
・ドルトムントの1点目を決めたピエールエメリック・オバメヤンは、インゴルシュタット戦の全3試合で得点を挙げている
・オバメヤンの得点はトゥヘル監督体制下での通算100ゴール目。就任から42試合目での100ゴール達成はドルトムントの歴代監督の中で最速