データで振り返る第7節(2)フランクフルト対バイエルン
アイントラハト・フランクフルトは退場者を出して数的不利の状況に陥りながらも、バイエルン・ミュンヘン相手にホームで勝ち点1をもぎ取った。一方のバイエルンは開幕5連勝の後、2試合連続ドローと思わぬ足踏み。首位の座はキープしたものの2位ケルンとの勝ち点差は2に縮まった。
フランクフルト 2-2 バイエルン
・フランクフルトのマーコ・ファビアンが起死回生の同点ゴールをマーク。今季の3得点はすべてホームで挙げたもの
・バイエルンは欧州チャンピオンズリーグでアトレティコ・マドリードに敗れた後、ブンデスリーガで2試合連続引き分け。公式戦3試合勝ち星から遠ざかっている
・バイエルンは前節のケルン戦に続き、リードを奪いながら勝利を逃した格好。しかも今回は数的有利な状況にもかかわらず追いつかれる不覚を取った
・今季のフランクフルトはホームで2勝2分けと負け知らず
・フランクフルトのシュート数は13本。一方のバイエルンは前半のシュート数がわずか3本にとどまったが、後半は11本と盛り返した
・バイエルンのヨシュア・キミッヒは一時勝ち越しとなるチーム2点目を記録。公式戦最近7試合で6ゴールを挙げている
・1-1となる同点ゴールを決めたフランクフルトのサボルチュ・フスティは対バイエルン戦通算3ゴール目。ハノーファー時代にはバイエルン相手に2度の決勝点を決めている
・フスティの同点弾はバイエルンのマヌエル・ノイアーにとってリーグ通算250失点目(324試合出場)
・フランクフルトは2011年4月23日の対戦を最後にバイエルン戦で799分間ノーゴールが続いていたが、フスティのゴールで不名誉な記録にようやく終止符を打った
・先制点を挙げたアリエン・ロッベンはバイエルンでの公式戦通算得点数を117とし、メーメット・ショルの記録に並んだ
・バイエルンの試合でマッツ・フメルスとジェローム・ボアテングのドイツ代表コンビがそろってピッチに立ったのは今回が初めて
・バイエルンのホルガー・バートシュトゥーバーは今年2月10日のドイツサッカー連盟カップ以来、248日ぶりにベンチ入りを果たした