データで振り返る第3節(2)ケルン対フライブルク
ケルンは相手のフライブルクにボールポゼッション61%、競り合い勝率52%と数字上では押され気味だったが、決定力の高さを発揮して3ゴールを奪取。「一日天下」に終わったとはいえ、20年ぶりにブンデスリーガの首位に立った。
ケルン 3-0 フライブルク
・ケルンは昨季から数えてブンデスリーガで8戦負けなし。これほど長く無敗が続くのは1991年以来のこと
・フライブルクはクリスチャン・シュトライヒ監督の下で対ケルン戦初黒星。ここまでは4戦全勝と相性の良い相手だった
・ケルンはペーター・シュテーガー監督が就任してからというもの、開幕からの3試合で一度も負けたことがない。2部時代も合わせると、第3節までの成績は5勝7分け
・アントニー・モデステはケルン加入後2度目となるドッペルパック(1試合2得点)を達成。前回は今年4月のダルムシュタット戦(4-1で勝利)で達成していた。またヘディングによる1試合2ゴールはリーグ戦では自身初
・モデステがCKから得点を決めたのは2015年4月のホッフェンハイム戦(3-2)以来のこと
・ケルンのレオナルド・ビッテンクールトはリーグ戦通算10得点のうち、4得点をフライブルク戦で決めている。フラブルクは最も相性の良い対戦相手
・フライブルクのビンセンツォ・グリフォはチームの総シュート17本のうち、最多の9本に絡んだ(シュート3、シュートアシスト6)。また、1対1の勝率でも60%と高い数字を残した
・フライブルクは後半にシュート10本を放ったが、ことごとくティモ・ホーンに阻まれた。ホーンは枠内シュート8本をすべてクリアする好セーブを見せた
・ケルンはこの勝利で暫定首位に浮上。一日天下に終わったものの、1996/97シーズンの第3節以来、実に20年ぶりに首位に立った。なお、20年前に首位に立った時の対戦相手もフライブルクだった