データで振り返る第14節(1)ケルン対ドルトムント
上位進出を狙う7位ケルン(勝ち点22)と6位ドルトムント(同24)の直接対決。得点王を争うアントニー・モデステとピエールエメリック・オバメヤンの両エースは不発に終わったが、前節に華々しい先発復帰を飾ったマーコ・ロイスが土壇場の90分に同点ゴールを決めて勝ち点を分け合った。
ケルン 1-1 ドルトムント
・先制点を決めたケルンのアルチョムス・ルドネフス、同点弾を決めたドルトムントのロイスともに今季リーグ戦初ゴール
・ケルンが第14節終了時点で勝ち点23を獲得するのはペーター・ノイルーラーが指揮を執っていた1996/97シーズン以来のこと
・ドルトムントは今季5度目の敵地での勝ち点取りこぼし。アウェー勝ち点「8」はライプツィが稼いだポイントの半分でしかない
・ケルンが開幕からホームゲーム7試合を負けなしで乗り切ったのは25年ぶり(4勝3分け)
・ドルトムントはペーター・シュテーガー監督率いるケルンに勝ったことがない(3分け2敗)
・ドルトムントはボール支配率65%、シュート本数11対7と試合を優位に進めていたが、終了間際に追いつくのがやっとだった
・ルドネフスは節目となるリーグ戦通算100試合目の出場でうれしいケルン加入後初ゴール。対ドルトムント戦3ゴールは対戦相手別最多
・ロイスは欧州チャンピオンズリーグでの3ゴールに続き、ブンデスリーガでも今季初ゴールをマーク。ロイスが得点を挙げた直近のリーグ戦16試合でドルトムントは13勝3分けと負けていない
・ケルンのパベル・オルコフスキは今季初の先発メンバー入り。右サイドバックのポジションを担い、競り合い勝率67%と結果を残した
・ドルトムントのエリック・ドゥルムも今季リーグ戦初先発。1対1の勝率50%、シュート2本と目立った活躍はなかったが、走行距離は両チーム通じて最長の11キロを記録した
・ケルンのサリフ・エズカンは後半アディショナルタイムにブンデスリーガで自身初となる退場処分を受けた。ケルンにとっても今季の退場者第1号に