データで振り返る第11節(2)ボルシアMG対ケルン
メンヘングラートバッハ(ボルシアMG)とケルンのラインダービーは、ケルンが90分にFKから劇的な決勝点を挙げて逆転勝利を収めた。白熱のラインダービーをデータで振り返る。
ボルシアMG 1-2 ケルン
・ケルンは直近のダービー3試合で2勝目。敵地では8年ぶりの勝利だった
・同点弾を挙げたケルンのアントニー・モデステは早くも今季12ゴール目。第11節終了時点のケルンの選手の得点数としては1984/85シーズンのクラウス・アロフス(現ウォルフスブルクSD)以来の好成績
・ボルシアMGは6試合勝利から未勝利でその間に手にした勝ち点はわずか2
・ケルンは第11節を終えて勝ち点21。この時点でこれほど多くの勝ち点を積み上げたのは、クリストフ・ダウム監督の下で2位でシーズンを終えた1989/90シーズン以来のこと
・ボルシアMGは10カ月ぶりにホームで敗れ、連続無敗記録が12試合でストップ
・ボルシアMGはシュート数20対11、ボール支配率も60%と相手を上回ったが、後半にパフォーマンスを上げたケルンに逆転負けを喫した
・ラース・シュティンドルが先制点を挙げ、ボルシアMGの連続無得点は495分でストップ。シュティンドルがホームゲームに強く、自身が挙げた最近10ゴールのうち9ゴールをホームで決めている
・今季初めてケルンのゴールマウスを守ったトーマス・ケスラーは枠内シュート8本のうち7本をセーブ。イブラヒマ・トラオレのFKがクロスバーを叩くなどツキも味方につけた
・ケルンの総ファウル数は21回。ファウル6回、イエローカード1枚のボルシアMGに比べ、よりアグレッシブに、そしてアンフェアな戦いをした
・90分に直接FKで決勝点を挙げたケルンのマーセル・リッセ。これで2016年に決めたゴールは通算5点となり、1年間の得点数で自己ベストを更新した