データで振り返る第10節(3)ハンブルガーSV対ドルトムント
ドルトムントがピエールエメリック・オバメヤンの4ゴールでハンブルガーSVを一蹴し、リーグ戦5試合ぶりの白星を挙げた。ハンブルクはニコライ・ミュラーの2ゴールで第2節以来となる得点を挙げたものの、大量失点で3連敗。今季初勝利はまたしてもお預けとなった。
ハンブルガーSV 2-5 ドルトムント
・オバメヤンはキャリア初の1試合4ゴール。また、開始4分での先制点はブンデスリーガにおける自身最速ゴールとなった
・第10節終了時点で勝ち点2はハンブルクにとってクラブ史上ワーストの成績。ブンデスリーガ全体でも1963/64シーズンにザールブリュッケンが記録した勝ち点1に次ぐ不名誉な成績
・ハンブルクのマークス・ギスドル監督は就任からブンデスリーガ5試合を戦っていまだ勝ち星なし。初勝利にこれほど時間がかかるのはハンブルクの監督史上初めてのこと
・ハンブルクは早くも今季8敗目。第10節終了時点で8敗を喫したチームは過去に7チームあるが、そのすべてが2部に降格している(インゴルシュタットも今季8敗)
・ドルトムントはアウェーゲームでようやく今季2勝目。ウォルフスブルクに続き、2勝目も北ドイツのチームが相手だった
・試合当日はハンブルクのレジェンド、ウベ・ゼーラー氏の80回目の誕生日だったが、開始早々に失点して勝利をプレゼントすることはできず。開始4分での失点は2年半ぶりのことだった
・オバメヤンはジョエル・ポーヤンパロ(レーバークーゼン)、アントニー・モデステ(ケルン)に続いて今季3人目のハットトリック達成。なお、3選手はいずれもハンブルク戦でハットトリックを記録している
・ハンブルクのミュラーはブンデスリーガ通算5度目のドッペルパック(1試合2得点)を達成して、長く続いたチームの無得点を716分で止めた