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リバプールから期限付き移籍でウォルフスブルクに加入したオリジ - © © gettyimages / Paul ELLIS
リバプールから期限付き移籍でウォルフスブルクに加入したオリジ - © © gettyimages / Paul ELLIS

ディボック・オリジってどんな選手?

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移籍期限最終日の8月31日、ウォルフスブルクがリバプール(イングランド)からベルギー代表FWディボック・オリジを期限付き移籍で獲得した。昨季はマリオ・ゴメスに頼り切りだったチームの攻撃陣に、圧倒的なスピードと常にゴールを狙う姿勢が加わることだろう。

父のように...

昨季のウォルフスブルクはエースのゴメスがリーグ戦で16得点と奮闘。しかし、その得点数はチーム全体のほぼ半数にあたり、得点がゴメス頼みだったチームは2部降格の危機にさらされることになった。

ウォルフスブルクのオラフ・レッベSDは、「前線を強化することができた。ディボックはクラブでも代表でも能力があるところを示してきた。22歳という年齢にしては経験も豊富だ。素早くて、対戦相手の守備を破れる危険な選手。予想することが難しいチームにしてくれるだろう」と期待を寄せている。

オリジはまだ22歳だが、ウォルフスブルクに加入するまでに数多くのハードルを超えてきた。元ケニア代表FWのマイク・オリジを父のもとベルギーで生まれたオリジは、父親もプレーしていたヘンクで「有名選手の息子」という重荷に耐えながら、自身のプレーで評価されるようにならなければならなかった。

それでも、その才能は周囲の注目を集め、ベルギー国内のみならず、すぐにイングランドにまで知れ渡った。オリジが15歳の時に最初に連絡してきたのはリバプールではなくマンチェスター・ユナイテッドだ。

しかし、オリジがすぐにイングランド行きを決めることはなかった。「自分の気持ちに従って決めた。(リールからプレミアリーグに移籍した)エデン・アザールやジェルビーニョの道のりを見ていた。リールに行けば僕にもチャンスがあると思ったんだ」。オリジはドーバー海峡を越えることなく、国境を超えてフランスに移った理由をそう説明している。

「マンチェスター・ユナイテッドや他のクラブに対して、思うところはなかった。いつの日かプレミアリーグでプレーをしたいというのが夢だったけれど、リールを経由すべきだと心の声が告げたんだ」

- © gettyimages / Gareth Copley