Summary

・11月19日、ブンデスリーガ第11節でドルトムントとバイエルンが激突

・新旧スペイン代表が“デア・クラシカー”に臨む

・両者はこれまで数々のタイトルを獲得

11月19日、ブンデスリーガ第11節2日目が行われ、香川真司が所属するドルトムントは、宿敵バイエルン・ミュンヘンを本拠地に迎える。“デア・クラシカー”と呼ばれる、このドイツサッカー頂上決戦には、全世界から注目が集まっており、どちらにとっても負けが許されない一戦となる。
本稿では、ワールドカップ優勝経験者(該当記事はこちら)、ポルトガル代表のヤングスター対決(該当記事はこちら)に続き、これまで数多くのタイトルを獲得してきたスペイン出身の2選手に焦点を当てていく。

新旧スペイン代表

マルク・バルトラ対シャビ・アロンソ――“デア・クラシカー”は新旧スペイン代表の世代対決という側面も持ち合わせている。

アロンソは今月末に35歳となり、バルトラは現在25歳。彼らの年齢差はほぼ10だ。後者は2年前、赤道ギニア代表との試合で“フリア・ロハ”初キャップを記録し、前者もこの試合に出場していた。しかしアロンソはそれから間もなくして、計119試合を戦ったスペイン代表からの引退を表明したため、2人が同じユニフォームを着てピッチに立ったことは、これまで1度しかない。

かつてのライバル関係

“デア・クラシカー”に出場する見込みの新旧スペイン代表選手たちは、頂上決戦の醍醐味を熟知した人物でもある。バイエルンにやってくるまでの5シーズン、アロンソはレアル・マドリード(スペイン)に在籍し、一方のバルトラは昨季までバルセロナ(スペイン)に所属。“エル・クラシコ”で火花を散らす2大巨頭の選手だった。

数々のタイトル

両者の共通項は、これまで数多くのタイトルを獲得してきたという点。アロンソはスペイン代表の中核として2010年のワールドカップ南アフリカ大会、そして2008年と2012年には欧州選手権(EURO)も制し、クラブでは2005年と2014年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)、ブンデスリーガ、ドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)など、3カ国で計15個の優勝を勝ち取ってきた。しかし、25歳という年齢を考えれば、バルトラもまったく引けを取らない。バルセロナ在籍時にCLで2回、スペインリーグ5回、国内カップ戦2回、そしてクラブW杯とU-21欧州選手権で頂点に輝いており、ここまで13ものタイトルを獲得している。

“デア・クラシカー”無敗

ことし8月に行われたドイツ・スーパーカップではすでに相見えたものの、ブンデスリーガにおける“デア・クラシカー”では今回が初の対戦となる。リーグでのドルトムント戦に過去4度出場し、3勝1分と無敗を守るなど、“デア・クラシカー”での相性はすこぶる良いアロンソと、その牙城を崩したいバルトラ。果たして勝利の女神はどちらにほほえむのだろうか。