浅野拓磨と細貝萌が所属するシュトゥットガルトは9月15日、ヨス・ルフカイ監督(53)との契約を双方合意の下で解消した。後任にはオラフ・ヤンゼン(49)がアシスタントコーチから昇格する。

シュトゥットガルトはブンデスリーガ優勝5回を誇る名門だが、昨季のブンデスリーガで17位に終わり、1975/76シーズン以来2度目となる降格を余儀なくされた。1部復帰を目指してオランダ人のルフカイを招へいしたが、わずか3カ月足らずでの監督交代劇となった。チームはブンデスリーガ2部の4試合を終えて2勝2敗の9位と、期待されたような結果を残せていなかった。

ヤンゼンは1860ミュンヘン(現2部)のアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタート。2008年から2013年まではアゼルバイジャン代表でベルティ・フォクツ監督の下、アシスタントコーチを務めていた。監督としてはディナモ・ドレスデン(現2部)を率いた経験がある。

また、ヤンゼンの監督就任と合わせ、元ドイツ代表DFアンドレアス・ヒンケル(34)とハイコ・ゲルバー(44)がアシスタントコーチとして入閣することも発表された。

シュトゥットガルトⅡ(23歳以下)の監督から昇格するヒンケルは、10歳で同クラブのユースに入団。トップチーム昇格を果たすと、2000年代前半にフェリックス・マガト監督の下で右サイドバックのレギュラーに定着し、フィリップ・ラーム(バイエルン・ミュンヘン)やティモ・ヒルデブラントとともに“若くて強い”シュトゥットガルト旋風を巻き起こした。

ヤン・シュインデルマイザーSDは、ルフカイ監督退任に伴う会見の席で「何度も話し合いの場を設けたが、彼が持っている構想とは一致しなかった。結果として、今回の決断に至った」と述べ、チーム作りにおいて両者に食い違いがあったことを明かした。また、「ここから巻き返していかなければいけない。チームにはバランスの取れた戦力がそろっている。ファンに恩返しできる選手たちを獲得している。チームは持てる力を出し切っていない」とチーム構成の正当性に自信をのぞかせた。

ヤンゼン新監督は9月17日にアウェーで行われるブンデスリーガ2部の第5節、カイザースラウテルン戦で初陣を迎える。