ウォルフスブルクのマリオ・ゴメスが入れ替え戦を制しての残留に自信をのぞかせる - © © imago / regios24
ウォルフスブルクのマリオ・ゴメスが入れ替え戦を制しての残留に自信をのぞかせる - © © imago / regios24

ゴメス「俺たちは落ちない!」

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ブンデスリーガ最終節、残留を懸けた16位ハンブルガーSVと15位ウォルフスブルクの直接対決は、終了間際の88分に勝ち越したハンブルクが逆転で残留に成功。ウォルフスブルクはあと2分で届くはずだった残留確定を逃し、2部3位との昇降格プレーオフに回ることになった。

課せられたミッションは初の2部降格阻止

5万7000人が詰めかけたスタジアムでサポーターと喜びを分かち合うハンブルクの選手たち——。その光景とは対照的に、ウォルフスブルクの選手たちはピッチでがっくりとうなだれていた。

1997/98シーズンの初昇格以降、20年にわたってブンデスリーガの舞台で戦ってきたウォルフスブルクが、クラブ史上初の入れ替え戦を戦うことになる。

対戦相手のブラウンシュバイクは同じニーダーザクセン州を本拠地とするチームであり、シーズン最後のサバイバルゲームはダービーマッチという独特な雰囲気の中で行われることになる。入れ替え戦の第1戦は5月25日に迫っており、落ち込んでいる時間はない。ハンブルク戦でチーム唯一のゴールを決めたロビン・クノッヘは、「今日だけは悲しんでもいいが、明日からは頭を切り替えて木曜の試合に集中していく」と、切り替えの必要性を強調した。

- © gettyimages / Hitij / Bongarts