ゴメス、ヨンカー監督との二人三脚
ウォルフスブルクに所属するマリオ・ゴメスが、かつての輝きを取り戻しつつある。すでに今季第16節から第18節まで3試合連続得点を記録した同選手は、前節ライプツィヒ戦、そして武藤嘉紀が所属するマインツとの前々節でも1ゴールずつマークしている。
ゴメスが今後も得点を量産する可能性は、決して低くない。その理由は、アンドリース・ヨンカー監督にある。今年2月末、バレリアン・イスマエル前監督からバトンを受け継いだヨンカー監督は、2010/11シーズン終盤、ルイ・ファンハール監督解任を受け、バイエルン・ミュンヘンの暫定指揮官に就任した過去を持つ。翌シーズンの欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場が危ぶまれていた同クラブだが、ヨンカー監督の就任から息を吹き返し、見事その出場権を獲得している。