カイザー(写真)はライプツィヒに5年前から在籍。これまで4部からブンデスリーガへの全昇格を経験してきた - © © gettyimages / Simon Hofmann
カイザー(写真)はライプツィヒに5年前から在籍。これまで4部からブンデスリーガへの全昇格を経験してきた - © © gettyimages / Simon Hofmann

ライプツィヒ主将カイザー「良い滑り出しだった」

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先月28日に行われたブンデスリーガ開幕節で、同リーグにおけるライプツィヒのクラブ史上初ゴールを決めたドミニク・カイザー。28歳という脂の乗った時期に差し掛かり、チームキャプテンを務めている同選手が、当サイト独語版とのインタビューに応じている。

――ライプツィヒのブンデスリーガ初ゴールを決めましたね。気分はいかがでしたか?

カイザー とてもうれしかったよ。そして、そのゴールでチームを助けることもできた。しかし、前半は他にも多くのチャンスがあり、少なくとも1点は決めておかなければならなかった。いずれにしても自分たちは組織的なサッカーができたし、勝ち点1を獲得するのにふさわしい内容だったと思う。

――しかし、その1週間前のドイツサッカー連盟カップ(DFB杯)1回戦では、デュナモ・ドレスデンとPK戦に入り、あなたはPKをミスしてしまいましたね。幸運と不運は、まるで表裏一体のようです。

カイザー その通りだ。DFB杯の敗退が決まったことは、僕をとても失望させた。PKの失敗はどんな時でも苦々しい思い出となってしまう。しかしチームはその敗戦から素早く立ち直り、ブンデスリーガ開幕戦では、僕らの能力を示すことができた。

- © gettyimages / Simon Hofmann

――さて、第2節は本拠地でドルトムントとの対戦です。この試合に対してどのようなお気持ちでしょうか?

カイザー もちろんホームということで最高の試合になるだろう。相手がどこだろうと関係なく、ライプツィヒというクラブ、そしてこの町にとって、初めてのブンデスリーガのホームゲームだ。ドルトムントは近年ヨーロッパのトップクラブの1つに数えられるようになり、その試合に向けて集中して準備するだけだよ。僕たちは全員が良いコンディションだし、ドルトムント相手にコンパクトでアグレッシブにプレーすることができるはずだ。例えこのミッションが困難だとしても、自分たちのホームグラウンドでは“何か”を起こすことができると信じている。

――あなたはまだライプツィヒがレギナオルリーガ(4部)に所属していた時からこのクラブに在籍しています。ドイツで、同じクラブで4部から1部までの昇格を達成した選手は、あなたが2人目です。

カイザー このクラブに来た5年前から、ライプツィヒがずっと成長してこられたことをうれしく思っている。この道のりは決して簡単なものではなかった。だが、その中で毎年、毎年、僕は自分のパフォーマンスを高め、チームを助けることができたと思う。ブンデスリーガに昇格した今シーズンも、これまでと同じ働きができるといいね。