昨季の得点王オバメヤン(左)と同2位のレバンドフスキ(右)がドイツ・スーパーカップで激突 - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA
昨季の得点王オバメヤン(左)と同2位のレバンドフスキ(右)がドイツ・スーパーカップで激突 - © © DFL DEUTSCHE FUSSBALL LIGA

オバメヤンVSレバンドフスキ。得点王を巡るストライカー対決、再び!

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2017/18シーズンの開幕を告げるドイツ・スーパーカップで、リーグ王者バイエルン・ミュンヘンとドイツサッカー連盟カップ覇者のドルトムントがジグナル・イドゥナ・パークで激突する。

両チームの対戦はブンデスリーガが世界に誇るストライカー、ピエールエメリック・オバメヤンとロベルト・レバンドフスキの一騎打ちの再開でもある。昨季はオバメヤンがリーグ戦で31ゴールを挙げ、一昨季のリーグ得点王だったレバンドフスキからその称号を奪った。

得点王に輝いたオバメヤンと2位レバントフスキのゴール数はわずか1点差だったが、両者は数年にわたって続くこの得点王争いを楽しんでいるようだった。昨季の開幕戦ではレバンドフスキがブレーメン相手にハットトリックを達成して最高のスタートを切ると、オバメヤンは「わお!競争が始まった」とツイート。そして翌日にオバメヤンがマインツ戦で2ゴールを挙げると、レバンドフスキも冗談混じりに「3対2」とツイートした。

その後、レバンドフスキは3度のハットトリックを記録するなど順調にゴールを量産。一方のオバメヤンも11月のハンブルガーSV戦で1試合4ゴールの大爆発を見せるなど、ハイレベルな戦いを繰り広げた。昨季はさらにケルンのアントニー・モデステも10月末までに11ゴールを奪う好調ぶりで、得点王争いは三つどもえの様相を呈していった。

オバメヤンは昨年秋に行われたインタビューで、「モデステに少しペースを落としてくれとメッセージを送ったよ(笑)。でも、僕にとってはいいことだ。プレッシャーがあればさらに頑張れるからね。レバンドフスキだけでなくモデステもいる。この状況は気に入っている」と語っていた。

レバンドフスキはドルトムント在籍時代にも4シーズンで131試合74得点という素晴らしい成績を残していたが、オバメヤンは3月始めのレーバークーゼン戦で通算成績を118試合75得点とし、レバンドフスキ超えを達成。また、この日の2ゴールで得点王争いでもレバンドフスキに2点差をつけてランキングのトップに立った。しかし、すでに2度の得点王を経験しているレバンドフスキは、1997/98シーズンのウフル・キルステン(レーバークーゼン)以来となる2年連続得点王を狙っていた。

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