アンチェロッティ監督は選手たちの後半のパフォーマンスを称賛した - © © imago / Avanti
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アンチェロッティ「これまでのベストゲーム」

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欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント1回戦ファーストレグが15日に行われ、バイエルン・ミュンヘンがホームでアーセナル(イングランド)に5-1の大勝を収めてベスト8進出に大きく前進した。

バイエルンは11分にアリエン・ロッベンのゴールで先制したものの、30分にPKを献上。アレクシス・サンチェスのキックはGKマヌエル・ノイアーが一度はストップしたが、こぼれ球を押し込まれて同点に追いつかれた。それでも、53分にロベルト・レバンドフスキが頭で押し込んで勝ち越すと、そこから続けざまに3ゴールを奪い、終わってみれば5-1で圧勝。カルロ・アンチェロッティ監督は「ハーフタイム後はファンタスティックなサッカーをしてくれた」と圧巻だった後半のパフォーマンスを手放しで称えた。

試合後の両チームの監督、選手のコメントは以下のとおり。

カルロ・アンチェロッティ監督(バイエルン)

「とてもいい試合ができた。ひょっとすると、これまでのベストゲームかもかもしれない。同点にされた後は少し苦戦したが、ハーフタイム後はファンタスティックなサッカーをしてくれた。これで第一歩が踏み出せた。セカンドレグも残っており、まだ決まったわけではない。アドバンテージは手にしたが、(セカンドレグも)同じような集中力とエスプリを持って臨まなければいけない」

アーセン・ベンゲル監督(アーセナル)

「奇妙な試合だった。前半戦はとても良く、追いついた後も二度の好機があった。後半に入り、ローラン・コシールニーを失ったことで、わずか5分の間に2ゴールを奪われた。そこからチームは完全にコントロールを失い、精神的にも打ちのめされてしまった。結果的に我々にとっては悪夢。どうにもならなかった。大打撃を受けている。この試合を分析することが必要だ」

フィリップ・ラーム(バイエルン)

「PKまではとても良い内容だった。そこからハーフタイムまではそれほど良くなかったが、その後はセンセーショナルなプレーができた。ボールキープでクオリティを発揮して、いいタイミングでゴールを決めることができた。5-1という結果は(準々決勝進出に)十分なはずだ」

アリエン・ロッベン(バイエルン)

「今日はとてもうまく機能していた。これほどいいプレーができるなんて僕自身も驚いているくらいだ。ただ、僕らは素晴らしいキャラクターを持ったチームであり、ここぞという時に力が出せるということも分かっていた」

ティアゴ・アルカンタラ(バイエルン)

「期待を上回るとても良いパフォーマンスだった。ホームだったので、なるべくゴールを決めておかなければいけなかった。後半はそれが特にうまくいった」